パリコレでしか得られない経験と、現地で見て感じたリアル。
モデルemmaが旅先の記録と記憶を綴る連載「See the World」。今回はファッションウィークのパリへ。トレンドの最前線を訪れ見て感じたリアルを届ける。

デザイナー交代が続き、
状況が目まぐるしく変わっていくなか、
その変化さえ楽しんでみようと意気込み、
パリを訪れました。

実際に足を運び、自分の目で見て、
その場の空気や臨場感を体感する。
リアルだからこそ伝わってくる緊張感や高揚。
今回のパリ滞在は、
自分を奮い立たせてくれる経験となりました。
また、いまはモデルとしてというより、
ブランドディレクターとしてショーを観て、
学んでいる感覚が強く、
早く日本に戻って制作したい!という気持ちが、
現地にいる間も高まっていました。
日本でのお仕事ではアウトプットの機会が多く、
インプットにあてる時間が取れないことがほとんど。
でも、今回の旅では忙しい合間にも、
ホテルでゆったりする時間をつくってみたり、
お気に入りのワインバーにひとりで飲みに行ってみたり。
2026年の幕開けから続いていた怒涛の日々を抜け出し、普段自分がいる場所から距離を置く。
自分自身にいま必要だった、
少し立ち止まって、自分に立ち返るひとときを過ごせたことで、とても有意義な旅になりました。

少しだけファッションの話もすると、
今回参加したショーで強く印象に残ったのは、
ステラ マッカートニー。

冒頭には馬が登場し、
馬術に合わせランウェイが進んでいく。
実は去年から乗馬を始めたりしていたこともあって、
いまの自分にとってはとても眼福なショーでした。
ルックも好みのスタイリングばかりで、あれも着てみたい、これも着てみたいと思いました。ショーを観ながら自分で撮っていた動画には、「可愛い、可愛い」と独り言が入っていて、思わず笑ってしまったのもいい思い出です(笑)。

ご褒美でもあり勉強でもある、そんなパリ旅となりました。
また9月のファッションウィークに行けるといいな。

emma.xxxxx