エディターおすすめ! 日本全国のおいしいお土産。
Gourmet 2025.01.31
1月20日発売のフィガロジャポン最新号は「日本の小さない宿に泊まってみたい」。日本の良宿を厳選した特集です。
日本中をかけ巡ったフィガロジャポンエディターたちが持ち帰ったお土産とは? グルメ担当イチ推しのお菓子から、パケ買い?!を思わせるようなキュートなものまで。全国各地の注目の「おいしい!」をご紹介。
フィガロジャポン本誌編集長 森田聖美
静岡県 伊東市
シロクマコーヒービーンズ
「ドリップコーヒー」
富戸港を見下ろす別荘地にある地元の人たちにも大人気のカフェ。化学肥料を使わない土壌で作られたオーガニックコーヒーのみを扱い、丁寧に焙煎されたコーヒー。コンテナを活用した店舗で淹れたてのコーヒーを味わうのもいいが、お土産にはシロクマのイラストが可愛いパッケージのドリップコーヒー(各¥200)を。豆の種類や中煎りから深煎りまで、いろんな味が楽しめる。別売りのバッグ(¥100)に入れればおしゃれギフトやホームパーティにもぴったり。
@shirokumacoffeebeans
静岡県 賀茂郡
天城カントリー工房
「満月の塩 健康の喜び」
伊豆の海水を満月の日に汲み上げ、天城カントリー工房の本業であるログハウス造りで出た廃木材を利用して炊き上げて作った塩(200g ¥1,000)。塩作りのために3段釜を自社で製作、その釜を使って1週間かけて丁寧に仕上げるのでなかなか量産は叶わない。味わいは優しい塩気で、野菜にそのままかけて柔らかな甘みが増す。封シールには「●月●日 牡牛座の満月」など採取した日付も書かれていて、唯一無二のスペシャルな贈り物になりそう。
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フィガロjp 副編集長 今津友愛
岡山県 倉敷市
橘香堂
「むらすゞめ」
程よい粒感で上品な味わいのあんを、やさしい甘さの薄皮生地で包んだ「むらすゞめ」。豊作祈願の踊りの編み笠や稲穂の色をイメージして作られたという、明治時代から続く倉敷の銘菓です。中国地方で育った私にとっては、小さな頃からお茶菓子として親しんできた味でもあり、懐かしさを覚えながらお土産屋さんで手に取りました。久しぶりにいただくと、生地の気泡が生み出すふんわりした食感に和み、幸せな気持ちに! 渋めの煎茶に合わせて味わうのがおすすめです。
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フィガロジャポンエディター 加藤さやか
石川県 七尾市
能登ミルク
「クッキー缶」
取材先の最寄りが和倉温泉駅とわかって、帰りに絶対お土産買いに行く!と決めていた能登ミルクのショップ。無農薬の牧草で育つ乳牛の生乳から昔ながらの牛乳を作る、いたってマジメな会社なのだけど、ロゴからしてもう可愛い。グッズはさらに可愛い。甘く優しい味わいの牛乳と北海道の小麦粉、甜菜糖という安心材料でできた素朴なクッキーの缶もやっぱり可愛い。店舗そのものも可愛いので、ぜひ現地でジェラート食べつつお買い物していただきたいです。
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三重県 鳥羽市
ブランカ
「シェル・レーヌ ミニ」
志摩市の宿、COVA KAKUDAのマネージャーにおすすめされた焼き菓子、シェル・レーヌ。北海道バターと三重県産小麦粉あやひかり、そして真珠貝から作られた天然パールシェルカルシウムを生地に使用、膨張剤や保存料などの添加物は不使用というこれまた安心素材。一見マドレーヌのようだけど、表面カリッ、中はサクッ、甘さがあとを引かない。普通サイズは超有名だけど、地元スーパーぎゅーとらで発見した、食感強めで一口サイズのミニを推したいです。
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フィガロジャポンエディター 秋元球利江
福井県 勝山市
はや川
「羽二重くるみ」
福井県に取材で行くと決まった時から、お土産は羽二重餅、と狙いを定めていました。グルメ担当としては、おいしさナンバーワンを手に入れたい。いつも食べ物であふれる編集部でも、キラリと光る存在であってほしい。今回撮影を担当したフォトグラファー新井さん(福井県出身)に相談し、羽二重餅の中でも特別感のあるはや川の「羽二重くるみ」に決めました。
もちもちプルプルの餅そのものもおいしいのですが、それを挟むシュー生地が最高! 薄くてしっとりとした生地はバターの風味と素朴な甘さがあり、まさに癒やし。餅の中には甘露煮にした和クルミが潜んでいて、それが食感と香りのアクセントに。個包装になっているのもお土産には最適です。
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フィガロジャポンエディター 大工原華子
石川県 小松市
行松旭松堂
「ティラミスプリン羊羹」
小さくて欲張りなお菓子を見つけました。お土産にもぴったりの個包装。その名もティラミスプリン羊羹。お菓子の名前が3つも入った欲張りな逸品です。お土産物屋スタッフの最近の一押しと言われたら、ぜひとも試してみたい。実は天保8年生まれの和菓子屋のそれは、ティラミスの香りを纏い、口に含めばプリン、そして羊羹のようなしっとりとした濃厚な甘味が楽しめます。
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中石食品工業
「小松うどん」
こちらのうどん、まずストイックなパッケージがいいです。小松に行ってきたぞ、という迫力が楽しめます。さらに常温保存可能で日持ちもするため、すぐに会えない方へのお土産にも最適。小松うどんには、白山水系の水で仕込むべしなど厳密な8ヵ条の定義があり、そのこだわりで作られたうどんは茹でたてを口に含めば程よい塩分につるりとした喉越し。さっぱりとざるうどんでいただくのがおすすめです。
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フィガロjp エディター 藤本淑子
大阪府 堺市
前田製菓
「前田のクラッカー」
「当たり前田のクラッカー!」と、大阪人なら思わず叫んでしまうであろう前田のクラッカー。素朴な味わいと絶妙な歯応えで、袋を開けるといつの間にか消えているおやつです。シンプルにそのまま食べてもよし、チョコを挟んでもよし、ちょっといいチーズと一緒にワインのつまみにしてもよし。食道楽の地・大阪で、「甘いものを買おうか、しょっぱいものを買おうか......」とお土産に悩んだら、この万能なクラッカーを試してみてください。
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フィガロjp エディター 米倉沙矢
徳島県 上勝町
PERTORNARE
「高木農園とペルトナーレの上勝阿波晩茶」
「葉子のかみかつばんちゃ」
徳島県は、祖父母が住んでいたゆかりのある場所。上勝町を訪れたのは初めてでしたが、取材先のペルトナーレ表原平シェフと上勝町に住むフォトグラファー山崎伸晃さんの温かなガイドのもと町を巡ったおかげで、第二の故郷のような愛情が芽生えています。地元のおふたりに教えてもらったのだから間違いない!と、自信を持ってお土産として持ち帰ってきた阿波晩茶。乳酸発酵という独特の製法で、徳島県の限られた場所で作られているお茶だそうです。苦味や渋みが少なく、まろやかな口当たりは日本茶なのに日本茶じゃないみたい! これまで出合ったことのない新しい味わいのお茶に、同行していた母も感動して友人へのお土産として大量購入していました。(私の爆買いの血は母譲りだったことをこの時、確信しました)同じ町内でも家庭やお店ごとの味があり、いくつか買って飲み比べてみるのがおすすめ。腸内環境が整ったり、免疫力が上がったりする効果もあるそうで、最近はこの阿波晩茶しか飲んでいません!
高木農園とペルトナーレの上勝阿波晩茶
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葉子のかみかつばんちゃ
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