フランスで庭はじめました【2021août】

夏はパリの庭。カルナヴァレ博物館のテラスレストラン。

Paris

こんにちは、吉田パンダです。他人のことは言えないのですが、一人で世界を両肩に背負っているかのように悩む必要もないし、抽象的ですが何かに怯える必要も腹を立てる必要もほんとはなくて、それより自分が楽しいと思える時間を優先させる方がいいし、目の前にいる人を幸せにしようと思う方がよっぽど健全です。もうスマホもテレビも消して、風呂にゆっくりつかって花でも育てましょう。あ、このブログだけは読んでください←いや、誰に話しかけてんの?

さて、8月の庭です。前回はどこに行ったのかと思っていた青い花が咲いた以外、目立った進捗はありません←もはや定期。去年植えたリンゴやイチジクが、小さな実をつけ始めたくらい。

水に浮かぶように咲く、ネモフィラたち。

レースフラワーもどき。君たちはいったい誰なんだ?

とりあえず芥子の実と飾ってみたよ←翌朝にはしおれたよ。

庭に咲いた白薔薇を玄関に。

それから、花は関係ありませんが近所の猫がよく姿を見せるようになりました。この仔はハチワレっぽいので「ハチ」と呼んでます。

窓からサロンの犬スペースを見下ろすハチ。シルエットで右側にウチの犬猫が写っています。ハチ、中には入れないんだよー。ごめんな。

というわけで、このまま犬猫ブログになってしまいそうですが、庭です。我が家の進捗は置いておいて、今回はパリにできた新しい中庭カフェを歩きましょう。

今年の7月に改修を終えてオープンした、カルナヴァレ美術館の中庭がレストランカフェになりました。詳しくは大村さんのフィガロ・ニュースでどうぞ。

https://madamefigaro.jp/paris/news/210713-les-jardins-dolympe.html

シンメトリーでクラシックな美を反映している植え込みは、1950年に造園士Robert Joffetによって手がけられたもの。

バルコニーの鉄装飾は、1923年にサン・シュルピス教会のものが移設されたとありました。おおー、そう言われると、何とはなしにありがたい。

緑に囲まれたテラス席。パリにいるのを忘れるかのような開放感があります。

足元にはダリア。

彩を添えるコスモス。茎と葉が水草っぽくて好きです。

ベンチの横にはアジサイが。このテラスレストラン、現在予約をした方が良いくらいの人気なのですが、カフェの時間は飲み物だけでも良いし、ベンチには何も頼まず読書だけしてるおばちゃんがいたりとゆるいんです。でもそこがいい。オーダーはセルフサービスだし、ほどよい「放っておかれ感」が心地よい場所でした。

近くで飼われているであろう鳩(マークと足輪があるので)。よくここに来るそうです。水もらってました。さすがパリ、ゆるい!鳩かわいい!

当然のように犬もOK。

「うむ、ここのチーズバーもなかなかイケるぞ。食べ応えあり!」

いや、それオレが持ってきたオヤツ。いつも食べてるからね。今年から我が家に仲間入りした黒犬、スキッパーキのスキです。

19世紀末に開館したパリ最古の博物館。プルーストの寝室やミュシャが手がけた宝石店の内装が移築されているほか、パリの歴史をこれでもかと堪能できるバラエティあふれる展示は言わずもがな、新しくできたこのテラスレストランもパリに来たら必ず立ち寄りたい場所です。オレの庭ならぬ、パリの庭を今回はお届けしました。次回の更新もどうぞお楽しみに。

photos et texte: PANDA YOSHIDA

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/210824-niwablog.html