「エミリー、パリへ行く」に登場した12のスポットを訪問!
Paris 2022.01.22
12月22日より配信中の「エミリー、パリへ行く」シーズン2。作中では新たにパリのスポットを続々開拓。行ったことのない場所に挑戦したり、別の視点で再発見する機会だ。
「エミリー、パリへ行く」シーズン2で、「Chez Lavaux」のオープニングパーティーに集うリリー・コリンズ、アシュリー・パーク、ウィリアム・アバディー。 photo: Netflix / プレス
ガブリエルのお店
シリーズにハマっている人にとっては再発見といったところ。ガブリエルが働いていたレストラン「Les Deux Compères (レ・ドゥ・コンペール)」は、メゾン・ラヴォー社のオーナーであるアントワーヌ・ラヴォー(ウィリアム・アバディー)の出資で、ガブリエルがオーナーを務める「Chez Lavaux(シェ・ラヴォー)」に生まれ変わった。現実の世界では、ガブリエルを演じるリュカ・ブラボーの料理ではなくとも、イタリア料理のスペシャリテを味わうことができる。5区の18 Rue des Fossés Saint-JacquesにあるTerra Nera(テラ・ナラ)を予約しよう。
Le Tortuga(ル・トルトゥーガ)
パリを一望しながらのランチとしては最高の場所。カミーユがエミリーと“和解”するために選んだ場所、ギャラリー・ラファイエットの屋上にあるスポットだ。これはシェフのジュリアン・セバッグによる、魚やシーフード料理をスペシャリテとするレストラン。同シェフによるレストラン「Créature(クレアチュール)」がすぐ向かいにある。
Le Café Marly(ル・カフェ・マルリー)
ルーヴル美術館の側でランチ? ル・カフェ・マルリーならあなたの願いが叶う。しかしながらドラマと現実が少しだけ違うのは、テラスが美術館の前庭までは伸びておらず、石の手すりの後ろまでしかないこと。
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La Société(ラ・ソシエテ)
以前は「Le Bilboquet(ル・ビルボケ)」だった、6区の4 place Saint-Germain-des-Présにあるレストラン「La Société(ラ・ソシエテ)」。作中でシルヴィがデンマーク人俳優ソーレン・ブレゲンダル演じる写真家の恋人、エリック・デフロートと会う場所として登場。ウェイトレスは30代のエリックを息子と間違えるという失敗をしてしまう。
Breakfast in America(プレックファスト・イン・アメリカ)
アングロサクソンの郷愁に襲われたエミリーのボーイフレンドであるアルフィーは、彼女をハンバーガー、パンケーキ、ホットドッグなどのメニューがたくさんある“ダイナー”「Breakfast in America(プレックファスト・イン・アメリカ)」に誘う……が、そこはカルチエ・“ラタン”のど真ん中にある店だ。
Huatian Chinagora(華頂・シナゴラ)
このシリーズでは地理的に自由な遊びも利かせていて、時にはトリックも。ミンディーと彼女のバンドはパリ市内の“ベルヴィルで流行りの場所”で初めて本当の室内コンサートを実現する。しかし実はパリ郊外のアルフォールヴィルにあるホテル/レストラン「Huatian Chinagora(華頂・シナゴラ)」なのだ。
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La Coupole(ラ・クーポール)
モンパルナス永遠のブラッスリーは、エミリーとアルフィー最後のシーンの舞台となった。1927年開店のシーフードを味わえるレストランで、アール・デコ調の内装と丸天井が歴史的記念物に指定されている。
Le Tout-Paris-Cheval-Blanc(シュヴァル・ブラン・パリホテルのル・トゥー・パリ)
サマリテーヌの中心にあるシュヴァル・ブラン・パリホテルからは、パリで最も美しい景色のひとつが見られる。
このレストランからもパリ全体、特にエッフェル塔を見渡すことができ、これが店名の由来でもある。「ル・トゥー・パリ」は、セーヌ川の向かい、モダンなブラッスリーとカクテルバーのあいだに位置する、パリ最新のパラスホテルであるシュヴァル・ブラン・パリに生まれたレストランだ。アルフィーはこれを機にエミリーと彼女の“友達”ガブリエルの関係をはっきりさせることにした。それはまた彼が彼女に対して感じ始めた気持ちを伝える機会でもあった。つまり、ロマンチックな場所だ。
Brasserie Lutetia(ブラッスリー・ルテシア)
ラスパイユ通りとセーヴル通りの間にある「Brasserie Lutetia(ブラッスリー・ルテシア)」、少なくともそのテラスは、シルヴィと写真家の恋人エリックにとって恋の逢瀬の場所。このブラッスリーがある“左岸のパラスホテル”のほうも、シーズン始めにふたりが最初に会う場所として登場した。
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The Bombardier(ザ・ボンバルディエ)
フランス語の授業の前に、好きな人とビールを1パイント飲むのは? エミリーがアルフィーとパンテオンにあるバー「The Bombardier(ザ・ボンバルディエ)」でそうしたように。ここではイギリスのインスピレーションをたくさん得られるが、ティーカップはなく、ビールカップがたくさん……持ち帰りでお願いします。
Roxie(ロキシー)
ミンディーがアメリカ式のショーに出演し、チップをもらう「ユヌ・ダム・ピピ」としてパフォーマンスするキャバレー。この「Roxie(ロキシー)」では、エミリーの忠実な助手が再びステージに立ち歌手としての才能を示す姿(半分男性で半分女性の衣装を着たドラァグクイーンとして)を観られる。またこの場所で、ミンディーが将来のバンドメンバーふたりと出会うことになる。
Le Raidd bar(ル・レッド・バー)
「Le Raidd bar(ル・レッド・バー)」、熱烈な夜を過ごせるありそうもなかったスポット。淑女エミリーはこの、シャワー室でゴーゴーダンサーが踊るマレ地区のゲイ・バーへ行く。同僚のジュリアンを連れてエミリーがここへ来たのは、風変わりなピエール・カドーのライバルであるスタイリストのグレゴリー・エリオット・デュプレに、サヴォワール社と契約するよう説得するためだ。
text: Mathilde Seifert (madame.lefigaro.fr)