モノトーンの花合わせで大人のハロウィン

「Trick or Treat」仮装した子供たちがお菓子をもらいにやってきます。
本来子供たちのイベントであるハロウィンですが、大人も一緒になって遊ぶのがジャパニーズスタイル。このウィークエンドは、ハロウィンイベントやホームパーティーを予定している方も多いかもしれませんね。

花屋さんの軒先にも様々な色や形のパンプキンたちが並び、こっくりとした秋色の花々や紅葉した枝葉たちがハロウィン気分を盛り上げてくれています。でも実はちょっとハロウィンのオレンジ色にすでに飽きちゃったかもな私……（笑）！　そんなわけで今回は、ハロウィンが過ぎてもそのまま素敵に飾っておけそうな白いパンプキン「White Boo!」を主役に、モノトーンがエレガントな大人のハロウィンデコレーションをご紹介したいと思います！

大人が集うハロウィンナイトではあまりグッズに頼らずに、魔女やお化けを思わせるちょっと怖～いキャラの花々など、ウィットを効かせた素材集め＆キャンドル遣いがポイント。暗闇に揺れるキャンドルの灯、白いパンプキンや花々のシルエットが浮かび上がればホーンテッドマンションのような演出になります。

白い「ダリア」をお化けに見立て、怪しく艶めくマントのような黒紫色の「カラー」、悪魔という名の葉「ディアボロ」、黒いトウガラシ「コニカルブラック」を添えればパーフェクトなモノトーンアレンジに！　さらにタランチュラ（蜘蛛）のようなラン「オンシジューム・シャーリーベイビー」を垂らせば、少ない花材でも不気味で素敵な（!?）ハロウィンデコレーションの出来上がりです。イマジネーションを総動員して世界観を創る、これぞハロウィンの楽しみですね♪

画像（冒頭と下左）では、黒いアイアンの三段トレーに、白いパンプキンとキャンドルでタワーのようなディスプレイでご紹介していますが、テーブルにそのまま並べても十分素敵です。何か黒っぽいトレーの上に載せると、モノトーンが強調されてより一層シックな雰囲気になると思います。

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モノトーンの花合わせで大人のハロウィン

【材料】（画像左から）
＊ディアボロ（枝）　　 1～2本を小分けに
＊カラー・ギャラクシー　2本
＊ダリア・かまくら　　　2本
＊コニカルブラック（花トウガラシ） 2本
＊オンシジューム・シャーリーベイビー　1本を分岐している部分で小分けに
＊パンプキン・ホワイトブー！、オモチャカボチャ各種適量
＊キャンドル各種適量
＊花器　1～2個（画像は高さ14㎝、直径14㎝）
＊切花栄養剤小袋　1～2袋　※最近は購入時につけてくれる花屋さんが増えました

【ポイント】
ディアボロの葉は特に水が下がりやすいので、できるだけ水から離さず、短めにカットして使用しましょう。
また、ダリアは切花栄養剤を入れると花持ちが良くなりますのでぜひ活用してください。

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秋にまり気温が下がってくると、紫色や橙々色などこっくりした深みのある色合いの「カラー」が出回ります。純白やグリーンのカラーとはまた違った趣きですが、秋色のカラーもおしゃれな花材として人気です。写真ではなかなか色がキレイに出なくて難しいのですが、限りなく黒に近い紫色のカラーは、白やモーヴ系の色合いの花々と合わせるとモダンな美しさが際立ちますね。また、今回使用したラン「オンシジューム。シャーリーベイビー」。見た目のちょっととがった印象を裏切る、まるでチョコレートのような甘い香りが特徴です。もし花屋さんで出会ったらぜひ鼻を近づけてみて!!

これから冬に向けて、鉢物を中心に「シンビジウム」などのランが豊富になってくるシーズン！　画像下でも、オレンジからブラウンに振れた大人っぽい色のシンビジウムをあしらっています。そして今が旬のガーベラからは、まさにハロウィンの主役級品種・大輪スパイダー咲きの「トマホーク」、ケイトウ、ローズヒップ、紅葉したベビーハンズなど個性的な花々を小さくまとめて、ユニークなカボチャと合わせれば楽しいハロウィンテーブルに♪　このカボチャ、ドコモダケみたいでかわいいですね（笑）

ウィークエンドは花屋さんを覗いて、ハロウィンのホームデコレーションをぜひ♪　カボチャと花を飾って、さらに楽しく盛り上げてくださいね！　ではでは皆さま、Happy Halloween!!

◆ハロウィンのホームパーティーにぴったりな、楽しいハロウィンレシピ×フラワーアレンジの様子がたくさん投稿されていますのでぜひご参考ください♪ （#weekendflower #ハロウィンをお花でもっと楽しく）
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