朝から美食遺産
大人のご飯のおとも。酒粕の芳醇な香りがクセになる浦和漬。
フィガロジャポン2021年7月号から2025年9月号で連載していた「朝から美食遺産」。フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を、日本各地からご紹介。
【埼玉県】
酒井甚四郎商店の浦和漬

近所の蔦屋書店のコーナーで全国各地のご飯のおともが紹介されていた時に発見。酒井甚四郎商店は明治時代初期創業の埼玉県浦和にある奈良漬専門店で、地名を冠したこちらが代表商品。酒粕、塩、砂糖で調える漬け床の配合を変えながら4回も漬け変えたウリ、キュウリ、ショウガの奈良漬を刻み、金山寺味噌と和えたものだ。酒粕の芳醇な香り、深みのあるまろやかな味わいで、白いご飯がすすむ大人のおとも。卵かけご飯に混ぜたり、納豆と合わせてもおいしい。さらに夜のおともに、そのままはもちろん、クリームチーズと混ぜても、日本酒や赤ワインに最高です!
酒井甚四郎商店
048-822-2110
https://sakaijinshiro.com/
小長谷奈都子
エディター
フィガロジャポン編集部を経て、結婚を機に2012年より京都暮らしをスタート。フリーランス編集者。やんちゃな3人兄妹の母として子育てに奔走中。
*「フィガロジャポン」2025年1月号より抜粋