ヴァン クリーフ&アーペルの新作ハイジュエリーは、古代エジプトへの憧れをモチーフに。
「Fascinating Egypt――エジプトの魅惑」をテーマに、ヴァン クリーフ&アーペルは約180点にのぼるハイジュエリーのコレクションをパリで発表した。
エジプトの歴史と文化、憧憬を着想源に

今回のクリエイションについて「アイデアとしてはずっと存在していましたが、4年前、本格的にテーマとして取り上げることにしたのです。クリエイションチームはベルリンのエジプト美術館やヒエログリフを解明したシャンポリオンの著書など、多面的に研究を重ねました」とプレジデント兼CEOのカトリーヌ・レニエは語った。
「Fascinatingという言葉に表れているように、古代エジプトだけではなく、何世紀にもわたって人々を魅了し影響したことも含めたすべてをインスピレーション源としています」

1922年のツタンカーメン王墓の発見と同時期のアール・デコ、80年代のメンフィスグループのデザイン、さらにはエリザベス・テーラーが演じたクレオパトラの映画まで。様々な時代のエジプトへの憧憬がハイジュエリーを生む発想源となった。
古代エジプトのモチーフたち

古代エジプトを象徴するハスの花や翼のモチーフ、スカラベ、青鷺、動物を模った想像上の神の姿やファラオ、ピラミッド、そして太陽と月。ヒエログリフで秘密のメッセージが書かれたピースや、発掘現場を想起させる遺物のかけらを模ったクリップもあり、ディテールにはエジプトのイメージがふんだんに盛り込まれている。

色鮮やかにカラーストーンを組み合わせて人物や風景を描いた具象的なモチーフから、ターコイズやラピスラズリなどのブルートーンによる抽象的で幾何学的なデザインまで、幅広いイマジネーションでエジプトへの憧れを表現する。
3色のミステリーセッティングも登場

エメラルド、サファイア、ルビーをミックスしたミステリーセッティング、手首にしなやかに添いながら、平に伸ばすと美しい風景を描く精巧な連結構造のペイサージュ ブレスレット、トランスフォーマブルなネックレスなど、メゾンのサヴォワールフェールもさえわたる。
どのピースにもエジプトから派生する物語が秘められ、古代エジプトが何世紀にもわたって人々を魅了してきたことを語りかけてくる。
ジュエリーをアートと捉え、常に社会の歴史の中でジュエリーの存在を見つめ、発信するヴァン クリーフ&アーペルらしいアプローチから生まれたハイジュエリーコレクションだ。
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
0120-10-1906(フリーダイヤル)
https://www.vancleefarpels.com/
- text: Masae Takata(Paris Office)