【携帯扇風機とペンライトを手に】猛暑のBTSフランスコンサート、マクロン大統領夫妻が来場!

Culture
7月17日(金)、スタッド・ド・フランスを訪れたエマニュエル・マクロン大統領とブリジット・マクロン夫人。photography: Getty Images

スタッド・ド・フランスで開催されたBTSの2公演のうち最初の公演に姿を見せた大統領とその妻は、観客席で瞬く間に見つかった。一部のインターネットユーザーはその姿を面白がった一方で、夫妻の来場を強く批判した人もいた。

大統領夫妻が姿を見せたのは、誰も予想していなかった場所だった。7月17日(金)、エマニュエル・マクロン大統領とブリジット夫人は、スタッド・ド・フランスで開催されたBTSのパリ公演2公演のうち初日の公演を訪れ、ひととき音楽を楽しんだ。世界的なK-POPグループの来仏には数万人のファンが集まり、その中には大統領夫妻の姿もあった。さらに、仏誌「Gala(ガラ)」によると、夫妻は公演後に舞台裏でBTSの7人のメンバーと対面したという。

観客席に座っていたマクロン大統領とブリジット夫人は、ほどなくして観客に見つかった。その様子は、SNSで数多く拡散された動画からもうかがえる。動画には、BTSファンの象徴的なペンライト「アミボム」を掲げる夫妻の姿も映っている。また、大統領がスマートフォンでコンサートの一部を撮影する様子も目撃された。その後まもなく、大統領は自身のインスタグラムにBTSのヒット曲「Dynamite」の一場面を投稿し、「パリへようこそ!」というシンプルなメッセージを添えた。

反応が殺到

マクロン夫妻の登場は、たちまちフランス国内にとどまらず海外でも話題となった。カナダ版雑誌『ハロー!』をはじめとする複数の海外メディアも、この出来事を少なからぬ驚きを交えながら報じている。一方、SNS上では反応は大きく分かれた。「どうして私たちのお祭り気分を台無しにしに来たの?」と投稿するユーザーがいる一方で、「わあ、これは予想外」と皮肉を込めて反応する人もいた。さらに、「マクロン夫妻は大嫌い。BTSから離れろ。お前たちのくだらないことにBTSを巻き込むな」「BTSのコンサートに来たからといって、この10年間マクロンが私たちに散々やってきたひどいことを忘れてはいけない」といった厳しい声も上がった。また、「ブリジットはBTSを『黄色いコイン募金』の活動に勧誘したいだけ」と冗談めかして投稿するユーザーもいた。

なお、今回の姿が注目を集めたのは、マクロン大統領夫妻が今年4月に韓国を公式訪問してから、わずか数か月後のことでもある。マクロン大統領とブリジット夫人は、ソウルで開かれた国賓晩餐会に出席し、その際にはK-POP界を代表する複数の著名人とも面会していた。今回の一幕は、世界で韓国を代表する文化大使のひとつとなっているBTSをはじめ、韓国の文化的影響力に各国の政治指導者たちがますます関心を寄せていることを示す出来事でもある。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)
  • translation: Hanae Yamaguchi