トラヴィス・ケルシー、花嫁姿のテイラー・スウィフトに「思わず崩れ落ちた」結婚式の感動の瞬間。

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ニューヨークでの結婚式から約1か月が経ったいま、世界的ポップスターとアメリカンフットボール界の王者を結んだそのセレモニーについて、新たな情報が明らかになっている。

テイラー・スウィフトとトラヴィス・ケルシーの結婚式の公式写真は、いまだ公開が待たれている。一方で、招待客たちは、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたこの特別な一日にまつわる出来事を、少しずつ明かし続けている。今回、新たに証言を寄せたのは、アメリカのスポーツ解説者ジョー・バックだ。彼は7月25日に配信された自身のポッドキャスト番組「Starkville」のエピソード内で、この結婚式について振り返った。

彼によると、カンザスシティ・チーフスのスター選手、トラヴィス・ケルシーは、未来の花嫁が姿を現すずっと前から、感情を抑えきれなくなっていたという。「トラヴィスは、ふたりが用意した小さなバージンロードを姪たちが歩いてくる姿を見た時点で、すでに涙を流していました。そして、テイラーが姿を現した瞬間、彼は完全に崩れ落ちたのです」と彼は語った。新郎の兄であるジェイソン・ケルシーの4人の娘たちは花嫁介添人を務め、一方、歌手テイラー・スウィフトの弟オースティン・スウィフトは、結婚式の証人に選ばれていた。

新郎新婦が自らつづった誓いの言葉

ジョー・バックが特に印象に残っているのは、とても誠実で心のこもった式だったことだという。「ふたりの誓いの言葉は長く、とてもよく練られていました。ユーモアがあり、優しく、そして心の底から感動させられるものでした」と、彼は語った。彼によれば、すべてが本物の気持ちにあふれていたという。「単なる形式的なセレモニーに出席しているのではなく、本当にふたりが結婚しようとしているのだ、と感じられました」

この証言は、当日結婚式に出席していたジャーナリスト、ジョージ・ステファノポロスの話とも一致している。彼は結婚式の翌日、ふたりが交わした誓いの言葉について、「誠実で、ありのままの思いが込められ、真剣でありながらユーモアにもあふれていた」と振り返っていた。NBCニュースによると、テイラー・スウィフトとトラヴィス・ケルシーは、それぞれ約20分に及ぶスピーチを自ら執筆。さらにテイラーは、その一部を歌にして披露したという。

「現実とは思えない夜」

式そのものだけでなく、スポーツジャーナリストであるジョー・バックは、この夜を「現実とは思えないような一夜」だったと語っている。妻のミシェル・バイズナー=バックとともに出席した彼は、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・グラント、トム・ハンクス、ジェニファー・ロペス、さらには歌手のベックなど、多くの著名人と顔を合わせたという。また、彼が決して忘れることはないだろう瞬間として、ポール・マッカートニーが公の場で『抱きしめたい』を披露する姿を目にしたことを挙げている。この曲を彼が公の場で演奏するのは、1964年以来初めてのことだったという。

マディソン・スクエア・ガーデンの外に設置されたスクリーンには、「Just T&T Married!(T&T、結婚しました!)」というメッセージが表示された。(2026年7月3日、ニューヨーク)photography: The Washington Post / The Washington Post via Getty Images

この夜のもうひとつの印象的な点は、会場入り口で携帯電話が回収されたことだった。彼によれば、このルールのおかげで、誰もがその瞬間を心から楽しむことができたという。「みんながリラックスして過ごすことができました」と彼は語った。そのうえで、招待客たちが署名した秘密保持契約に、いまもなお自分が縛られているような気がすると、ユーモアを交えながら付け加えた。結婚式の公式写真はいまだ公開されていないものの、夫妻はここ数日、結婚指輪を身につけた姿を目撃されている。一方で、ふたりの親しい人々による証言は、この類いまれな一日の物語を少しずつ伝え続けている。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Lovelly Ndinga-Ikobo (madame.lefigaro.fr)
  • translation: Hanae Yamaguchi