オルセー美術館40周年。そのお祝いにモノプリと印象派的コラボレーション。

Paris

大きな時計がかつて駅舎だった時代の名残りのオルセー美術館。19世紀の印象派と後期印象派の作品を集めて1986年に開館し、40年が経過した。その記念にMonoprix(モノプリ)と美術館が行ったコラボレーション・コレクションの販売が9月23日からスタートする。スーパーマーケットのモノプリが美術館のような文化施設とコラボレーションをするのは、これが初めて。

Musée d’Orsay × Monoprix。販売はオルセー美術館のブティックと全国の一部のモノプリにて9月23日から。詳細はmonoprix.frをチェック。

美術館が所蔵する傑作にインスパイアされた家庭生活、屋外でのレジャーなどで日常的に活用できるモードとメゾンのアイテム合計50点で、価格はどれも手頃。オルセー美術館の名に結びつくクロード・モネやエドゥアール・マネ、トゥールーズ・ロートレックの作品はもちろん、ベルト・モリゾ、エヴァ・ゴンザレス、あまり知られていないけれどアンナ・ボックといった女性画家の作品のモチーフや色彩がインスピレーション源だ。モードにおいては作品が描かれた時代である19世紀後半のドレスコードからのボリューム感やシルエットをいまに取り入れ、また当時のダンディズムの美学もレディースウエアに取り入れている。水差しやクッション、お皿といったメゾン関連の品には印象派たちの作品に見られるポエティックな淡い色調が生かされていて、毎日の暮らしに美しさを添えてくれそうだ。

左:ベルト・モリゾの作品にインスパイアされたシャツ。45ユーロ。 右:そのスカート(50ユーロ)を“トゥールーズ・ロートレック”シャツ(50ユーロ)とコーディネート。
左:コートジャケット「ベルト・モリゾ」130ユーロ。 右:トップ「モネ」45ユーロ。
左:セーター「マネ」120ユーロ。 右:レザー編みのバスケット(小70ユーロ、大120ユーロ)。
ガラス製品「モネ」から。左:グラスと水差しのセット30ユーロ、キャンドルスタンド20ユーロ〜、サラダボール30ユーロ、花瓶35ユーロ。 右:ランプ40ユーロ。
紫陽花のモチーフ。デザート皿は10ユーロ、ブーティは75ユーロ。このモチーフは丸いボックス(30ユーロ)と横長のクッション(35ユーロ)も販売。

Boutique du Musée d’Orsay
Esplanade Valéry Giscard d’Etang
75007 Paris
営)9:30〜18:30
休)月
https://www.musee-orsay.fr/fr
Google Map

大村 真理子

madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター

東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。2006年から「フィガロジャポン」パリ支局長を務めた後、フリーエディター活動を再開。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。