ミシェル・オバマは笑い、夫は号泣。娘の巣立ちで分かれた夫婦の反応。
兄と共同ホストを務めるポッドキャストで、ミシェル・オバマは娘たちが大学進学のために家を出たこと、そのことに対する自分と夫のバラク・オバマ元米大統領の反応の違いを語った。

娘のマリア(28歳)とサーシャ(25歳)のことになると、父親のバラクと母親のミシェルとでは反応が異なるようだ。ミシェルが実兄のクレイグ・ロビンソンと共同でホストを務めるポッドキャスト「IMO」の最新回で元ファーストレディは、子どもたちが大学進学のために実家を離れたことに触れた。「あの子たちがいなくても寂しくなんかないわ」とミシェル・オバマは笑うと、付け加えた。「もちろん、ふたりとも愛しているけど。今夜も一緒に夕食を食べる予定」
一方のバラク・オバマは娘たちが家からいなくなることをたいそう寂しがったそうだ。「娘のことは私も、もちろん愛しているけれど、夫は娘たちが家を離れる時に泣いたの。わたしはさらりと『じゃあまたね……』と言っただけ」。ミシェル・オバマが淡々としているように見えるのは、マリアとサーシャが大学進学したことで精神的に解放された面もあるからだ。「もう金曜の夜に、あの子たちはどこにいるのかしらって、気をもんで不安にさいなまれる必要もない」と言うと、「自立」してからの娘たちの成長ぶりが誇らしいと付け加えた。
新しい生活
実家を出たマリアとサーシャは人生の大きな節目を迎えた。母親のミシェルにとってもそれは新しい生活の始まりだ。2025年11月、ミシェル・オバマは「ピープル」誌の取材に、以前よりも自由を実感していると語った。「これまでどれほど息をこらえ、娘たちがすくすくと成長しますようにと思いながら何事も決定してきたかに改めて気づいた」と言うと、「人生で初めて、自分ひとりのために決められるようになった。それで自分がしたいことは……何がしたいのか、どう感じているのか。言い訳不要で自分だけのために動けるのは初めてのこと。結果も自己責任だけれど、ある種の自由がもたらされる」
娘たちの大学進学をきっかけに、母親の役割を見つめ直したと元ファーストレディは言う。ピープル誌に彼女は、自分がいなくても生きていけるということを娘たちに常に伝えたかったと語っている。それは2024年に亡くなった母マリアン・ロビンソンの教えでもあった。「私は娘たちを愛しているし、娘たちも私を愛してくれている。でもあの子たちに私は必要じゃない。成功するために知るべきことは、ふたりともちゃんと知っているから」と彼女は語った。この人生哲学のおかげで母親として、妻として、そして何よりひとりの女性として、解放された気持ちになれたそうだ。
From madameFIGARO.fr
- text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)
- edit: フィガロジャポン編集部