【メゾンフィガロイベント】

スタイリスト、ティナ・チャイの私服ヴィンテージ大公開!トークとお買い物イベントをリポート。

Fashion

フィガロジャポンでは雑誌やオンラインでの情報発信に加え、メンバーシップ「メゾンフィガロ」会員向けにさまざまな体験の場を設けています。

9月17日には銀座のチェルシー ヴィンテージ ルームにて、ニューヨークのトップスタイリスト、ティナ・チャイを迎えた特別イベントを開催! その様子をお届けします。

スタイリストのティナ・チャイ(写真右から2人目)と、ファッションディレクター龍淵絵美(写真右)を迎えてトークイベント。MCはフィガロジャポン編集長の森田聖美が務めた。

今回のイベントは、ティナが長年にわたり大切にしてきた私物のヴィンテージアイテムを大公開&販売するポップアップ「ティナ・チャイ・クローゼット」の初日に開催。チェルシー ヴィンテージ ルーム店内には、ティナの洗練のクローゼットから1990年代〜2000年代にかけての私服ヴィンテージ約50点が並んだ。

ティナが長年にわたり大切にしてきた希少なヴィンテージアイテムが多数登場。

イベントはティナと、ファッションディレクターの龍淵絵美によるトークからスタート。今回販売されるアイテムについて「ひとつひとつ、出合った時の記憶が蘇る」と話してくれたティナ。「これはミラノに行った時のものだな、とか、これはNYにバーニーズがあった時のアイテムだな、とか。買った時の情景や、自分がその時にどういう気持ちで、どんな仕事をしていたかなど、数えきれない思い出も一緒に浮かんできます」

龍淵は、ティナと出会った頃のファッションシーンを振り返り「NYでデレク・ラムやタクーンなど、アジア人デザイナーが空前のブームになった頃、その話題のデザイナーのランウェイはほとんどティナがスタイリングしていたんですよ。輝いていた存在で、私にとっては憧れの人でもあるんです」と語る。「今回のティナ・チャイ・クローゼットで用意されたアイテムは、そんな彼女のコレクションの中でも、時代を超えて愛される名品がセレクトされています。ティナの審美眼が反映されていますし、状態もいいのでこの先もずっと長く着られるはず」

フィガロジャポンの撮影でも多くのスタイリングを担当してきたティナは、バックナンバーを前に思い出も語ってくれた。

ヴィンテージへの熱視線が高まる昨今。会場のチェルシー ヴィンテージ ルームでも、タイムレスな品々に新たな視点とスタイリングを加え、次の持ち主へと価値を繋いでいく“ラグジュアリーの循環”を提案している。実際にヴィンテージアイテムを選ぶ際や、着こなしにおいてアドバイスするなら?とふたりに聞いたところ、ティナは「デザイン性よりも、シンプルで素材が良いものを選ぶこと。プリントは時代が反映されやすく難易度も上がるのですが、定番的なアイテムを選べばOKです」とコメント。龍淵は「全身ヴィンテージにならないようにすること。たとえば今日の私は、上に羽織ったフェザーのジャケットはヴィンテージなんですが、TシャツはロンドンのitブランドのAlex Eagle Studioを取り入れ、ボトムはローライズのデニムを夫から借りて。バランスに気をつけています」と、自身のスタイルを例にとって教えてくれた。

ティナからのアドバイスを受けつつ、ショッピングも満喫!

この日、イベントに来場したのは抽選で選ばれた20名の読者たち。ふたりに聞いてみたいことは?と投げかけたところ「ファッションのプロのおふたりが薦める映画は?」という質問が。ティナからは『ピクニックatハンギング・ロック』が挙げられた。「1975年の作品で、時代設定はもっと前ですが、景色も映像も美しく、観ているとまるでタイムトラベルしている気分になれる。衣装もとても大事な要素で、少女たちが纏ったコットンのドレスが風をはらむ感じとか……インスピレーションを与えてくれます」と説明。龍淵は「ソフィア・コッポラの作品をひと通り見るのは、基本のきかな?と思います。『ピクニックatハンギング・ロック』と彼女の作品はシンクロ感がありますよね。あと私は俳優で選ぶのもおすすめです。ジュリアン・ムーア、ティルダ・スウィントン……ダコタ・ジョンソンもいまっぽくて素敵」と話してくれた。

トークショーの後は、ティナのスタイリングアドバイスを受けられるショッピングタイムへ。店舗のすべてのアイテムはもちろん試着可能。ヴィンテージアイテムは一度一会だが、お気に入りの一着に出会えた参加者も多かったようだ。

ティナとの会話を楽しむ参加者たち。
「ティナ・チャイ・クローゼット」で用意されたアイテムは、新品と見紛う状態の良さ。
お気に入りの一着を見つけて購入できた参加者も。
「以前からファンだったティナに直接会えてうれしかった」と感動の声も寄せられた。

参加者からは「ただモノを買うのではなく、その時の気持ちや思い出とともに価値あるアイテムを集めていきたいとインスパイアされました」「たくさんのアイテムに触れ、ファッションって楽しい!とあらためて感じられた」など感想が集まった。「ティナ・チャイ・クローゼット」は10月16日まで開催中。ぜひこの機会に足を運んでみて!

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https://madamefigaro.jp/membership/

チェルシー ヴィンテージ ルーム
東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル3階
https://www.instagram.com/chelseavintageroom

  • photography:Mirei Sakaki