ホーコン新国王「父と話せないのが寂しい」。即位、王妃の病、義理の息子の判決……続く試練。

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父ハーラル5世を亡くしてから約2ヶ月が経ち、ノルウェーの新国王は深い思いを込めて父について語った。

父ハーラル5世の葬儀に参列するノルウェー国王ホーコン8世とメッテ=マリット王妃(2026年9月9日、オスロ)
父ハーラル5世の葬儀に参列するノルウェー新国王ホーコン8世とメッテ=マリット王妃。(オスロ、2026年9月9日)photography: Chris Jackson / Getty Images

2026年10月13日、ホーコン8世はノルウェー北部を訪れた。これは父の先王ハーラル5世が8月28日、89歳で亡くなってから初の公式訪問となる。父を失ってなにが一番寂しいかと尋ねられた国王は目に涙を浮かべながらこんなふうに語った。「父と話せなくなったことが寂しい。うれしいことも悲しいことも」。率直な言葉からは、ハーラル5世が息子の人生において、国王の役割を超え、とても大きな存在であったことが伝わってくる。

ホーコン8世はノルウェー国民から王家にたくさんの弔意文が寄せられたことに対し、感謝の意を示した。ハーラル5世が亡くなってから今日もなお、オスロの王宮前には花束やお悔やみの言葉が絶えず手向けられている。

父ハーラル5世亡き後、ホーコン8世が背負うもの

ホーコン8世は悲しみをこらえつつ、新たな役割も担わなければならない。35年以上にわたってノルウェーを統治してきた父が死去し、その跡を継いで国王に即位したのだから。妻のメッテ=マリットも王妃となったが、彼女は肺移植を受けて以来、体調がすぐれない。さらに妻の連れ子のマリウス・ボルグ・ホイビーをめぐる問題にも国王は直面している。マリウスは今年6月、複数の強姦罪で禁錮4年の第一審判決を受けた。

8月29日に行った国王としての初演説でも、ホーコン8世は父親を褒めたたえていた。とりわけその笑い声や温かな人柄、誰とも打ち解ける性格について語っていた。父のいない人生を歩み続けなければならない彼にとって、それらはかけがえのない思い出となっている。

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※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Camila Marchetti (madame.lefigaro.fr)