ファッションも食事もインテリアも、豊かに楽しみたいというとき、ものから広がるライフスタイルにまで目を向けているブランドにヒントがある。各国のブランドが提案するテーブルセッティングについて、飾り方のアイデアや使い方のこだわりをヒアリング。今回はジノリ 1735のアールドゥヴィーヴルな食卓をご紹介。
フィレンツェの近くで1735年に創業以来、280年に渡り磁器を展開していた「リチャード・ジノリ」は、2020年にブランド名を「ジノリ1735」に変えて革新。伝統のデザインに鮮やかな色彩やモチーフを加えた圧巻のコレクションをいくつも発表しつつ、テーブルでの自由な使い方を提案する。モダンオリエンタルな食器とクロスの組み合わせは、真似したくなる可愛らしさだ。

「オリエンテイタリアーノ」は、ブランドのアーカイブから、カーネーションがモチーフのデザインを甦らせたコレクションで、ヴィヴィッドなカラーバリエーションが人気だ。このコーディネートでは、食器の絵柄よりワントーン柔らかい植物柄のクロスをチョイスすることで、柄×柄のコーディネートでも食器の魅力が引き立つ、ハイセンスなスタイリングを実現している。

「オーロディドッチア」コレクションを用いたオリエンタルな食卓。イタリアの食器でありながら、アジア系の食事に使うレンゲや箸置きまでラインナップしているところが、ジノリならではの遊び心だ。カジュアルになりすぎないように光沢のあるクロスを合わせている。プレートは、直径10センチ&17センチを重ねているそう。

「ラビリント」シリーズは、1926年にジオ・ポンティがデザインしたパターンにインスパイアされたデザイン性の高いコレクションだが、こうしてグレーのクロスや有機物のプラントを合わせることで、日常的に取り入れやすいスタイリングになる。同じくジオ・ポンティによるカテーネコレクションの同色を、ラビリントに合わせるのも変化があっておすすめだ。

「オーロディドッチア」コレクションを使ったコーディネートの洋風バージョン。定番の「ベッキオジノリ」コレクションをベースに絵付けされているので、ベッキオジノリをすでに持っている人なら、重ねるだけでこのスタイリングがかなう。ひとり分のパスタをいただく時でも、絵付の色をとってクロスを選べば、スペシャルな時間を味わえる。






editor: Saiko Ena
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/interior/240927-ginori-1735.html