update:2024/05/29
パリでは昨今、あらためてクラシックなフレンチが求められている。炭火焼きの肉料理をメイン料理にする「エルメール」は、料理をシェアして食べるフランスの食文化にフォーカス。

こちらは必ずメニューに入れているという名物の豚ロース肉。もちろんソースには肉の焼き汁を。「Côte De Cochon Du Ventoux」(2人前)70ユーロ
自宅に人が集まれば、大きな塊肉をオーブンで焼いて、みんなでひとつの料理を分け合うのがフランスカルチャー。エルメールのシェフは、1年かけて世界12カ国を旅し、各国でシェアする食事の喜びを実感。フランスの食文化にあらためて注目することに。帰国後、炭火焼きのメイン料理を2人前からのポーションで提供するこの店をオープンした。仔羊や豚のあばら肉には、家庭でするように肉汁をベースにしたシンプルなソースを添えるのがこの店の定番。仕入れや肉の熟成状態によってメインが変わるため、ラインナップはその日のお楽しみ。

オープンキッチンが印象的な店内は、大テーブルが中央に並ぶ。シェアが基本だが、おひとり様向けに1人前の料理も用意。


「大地の洋梨」という名のジャガイモとキクイモの間のような味の野菜と、バイ貝に海藻を添えた前菜「Poire de Terre, Bulots, Algue」12ユーロ 。旬の柑橘類を使い、レモンのクリーム、ブラッドオレンジに塩キャラメルのアイスをのせたデザート「Crémeux Citron, Orange Sanguine, Meringue, Glace Caramel Demi-Sel」9ユーロ