Penhaligon’s 英国王室も愛する美しき香り、ペンハリガンの物語。
Beauty 2025.03.25
PROMOTION
イギリスを代表するフレグランスブランドであるペンハリガンが、今年で創業155周年を迎える。ひとつひとつの香りの奥に物語が浮かび上がる、ふくよかで高貴かつバラエティに富んだ芳香は、モダンに個性を演出して色褪せることがない。その興味深い歴史と、いまあらためて手元に置きたくなるアイコニックな魅力の数々をおさらいして。

---fadeinpager---
ヴィクトリア朝から続く伝統と、革新が息づくフィロソフィー。
近代イギリスが産業革命を終え、ヴィクトリア女王による治世のもとできらびやかな繁栄を謳歌していた1870年。豊かな文化が花開き活気に満ちあふれたロンドンで、ペンハリガンは生まれた。
ブランドの起源は、当時イギリス紳士たちの身だしなみに欠かせない存在とされた、理髪店。創業者のウィリアム・ペンハリガンが理髪師として顧客たちにオリジナルの香水を提供したことから、英国らしさを体現する世界的なフレグランスブランドの歴史が始まったのだという。

店は紳士靴やスーツを扱うテーラーが集まる瀟洒な通りにオープン。顧客には、オスカー・ワイルドやウィンストン・チャーチル、ペルシャ王などの錚々たる顔ぶれが名を連ねたとか。
イギリス南西部のコーンウォール地方で生まれ育ちながら、"英国の未来を変えるような画期的な発明をしたい"という希望を胸にロンドンへ拠点を移したウィリアムの生み出すフレグランスは、その斬新なエッセンスの配合でファンを増やしていった。特にアイコニックなのが、メゾンにとって初めてのフレグランスだった「ハマン ブーケ」。スパイスとムスクが香るラベンダーやジャスミンの華やかな芳香は、理髪店が最初にオープンしたターキッシュハマムの内部に漂っていた、石けんの香りや蒸気を帯びた空気にインスパイアされたものだそう。

のちに、オペラ歌手のマリア・カラスがこの香りの愛用者として有名に。極度の近眼であった彼女は、この香りを含ませたハンカチを舞台の両袖に置くことで、嗅覚を道しるべにパフォーマンスしたという。
ウィリアムの逝去後も息子のウォルターが後を継ぎ、クラシカルな香りを再解釈した優れたフレグランスを次々に発表。王侯貴族や上流階級の人々から高い評価を得て、英国王室御用達を意味する「ロイヤルワラント」の称号をこれまでに3度も授与された。「ブルーベル オードトワレ」はダイアナ元妃のお気に入りの香りのひとつであったし、チャールズ国王もペンハリガンの香りを愛する顧客として知られている。彼の私邸に広がるイングリッシュガーデンにオマージュを捧げたチャリティフレグランスを共創するなど、今日でも深い親交があるようだ。
英国の歴史とともに数を増やしてきた、個性に富んだ香りのラインナップ。フレグランスはもちろん、バスアイテムやキャンドルなど多岐にわたる展開も。
---fadeinpager---
伝説の月の女神と美しき青年の愛を伝える香り。
どの香りも格調高く、性別問わずパーソナリティを多彩に表現してくれるなか、日本で不動の人気を誇るのが「ルナ オードトワレ」。どこまでも優美で華やかなフレグランスは、その名のとおり、ギリシャ神話の月の女神の伝説に着想を得て完成した。ゼウスの息子のなかでいちばんの美青年であったエンディミオンと恋に落ちた月の女神は、美しい笑顔をいつまでも眺めていられるよう彼を永遠の眠りにつかせ、夜空から彼を照らし続けている......という逸話が、イメージソースに。

爽やかなビターオレンジをトップノートに据え、ジュニパーベリーに包まれたローズやジャスミンが透明感のある色香を演出。最後にはウッディなムスクを伴い、柔らかく肌へとなじんでいく。淑やかながら凛として強く、清らかであると同時に色っぽい。優しさのなかにどこまでも深い愛情を秘めた高潔な女神の姿に、官能性を揺さぶられるようなフレグランスだ。オードトワレに加え、同じ香りのボディ&ハンドウォッシュとボディローションも155周年を祝して登場。タイプの異なるアイテムで幾層にも香りを重ねることで、より奥行きのある香り立ちや新たな表情を楽しめるはず。

このほかにも、ペンハリガンには気高く独創的でユーモアに富んだ香りが勢揃い。伝統あるイギリスらしい品格に裏打ちされた多彩なラインナップのなかから、個性ある魅力を引き出すあなただけの"ニュートラッド"な香りを探してみては?
問い合わせ先:
ブルーベル・ジャパン
0120-005-130(フリーダイヤル)
https://latelierdesparfums.jp/
FB Instagram
text: Misaki Yamashita