
女優のレイチェル・ワイズが、男性と偽って活動したジェームズ・ミランダ・バリー医師の伝記映画で主役を務めることが決まった。
同作はレイチェル・ホームズによる伝記『The Secret Life of Dr. James Miranda Barry: Victorian England’s Most Eminent Surgeon』を原作とし、マーガレット・バルクリーとして生まれ、1800年代のイギリスで医師として活動するために男性に扮し、1865年に亡くなるまで仕事を全うしたバリー医師を描く。
この物語は以前にも、英BBCのドキュメンタリードラマ『A Skirt Through History』で語られたことがあったが、夢を叶えるためにどんな手段も厭わなかった女性の人生が映画で描かれるのは初めてとなる。
バリーは優れた医師として有名で、初めて帝王切開手術を成功させたほか、下層階級の人々の権利を擁護し、医療改革や衛生状態の改善に取り組んでいる。
軍医に転じてケープタウンで医療助手として仕事を始めると、バリーはチャールズ・サマセット卿の専任医師に昇格。サマセット卿はバリーの活動を支援し、ふたりは当時スキャンダルと考えられていた関係にも発展した。バリーの本当の性別は1865年に亡くなるまで明かされなかったという。
レイチェルは同作でトゥルーディー・スタイラー、セリーヌ・ラトレイらと共同プロデューサーも務め、脚本はニック・ヤーボローが担当する。
ダニエル・クレイグを夫に持つレイチェルにとって、今年は多忙を極めた1年だった。11月に公開された『The Light Between Oceans(原題)』、英俳優ティモシー・スポールと共演した『Denial(原題)』に続けて出演。また先日、サム・クラフリンと共演する『My Cousin Rachel(原題)』の撮影を終えたばかりで、ジェームズ・マーシュ監督の新作『The Mercy(原題)』は来年公開される。
©Cover Media/amanaimages
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/culture/161221-rachel-weisz.html