英国女王にこうべを垂れた歴代ファーストレディたち。
Culture 2021.06.15
エリザベス女王は69年の在位期間中、宮殿の中で多くの国家元首とその夫人と面会してきた。6月13日、英国君主は、アメリカのジョー・バイデン新大統領と夫人でありファーストレディであるジル・バイデンを歓迎した。
ウィンザー城でジョー・バイデン米大統領の妻、ジル・バイデンと話すエリザベス女王。(2021年6月13日) photo : Abaca
6月13日、イギリスで開催されたG7サミットが終了。ジョー・バイデン大統領は、新しく就任した大統領の慣例に倣って、エリザベス女王への公式訪問のため、ウィンザー城に立ち寄った。
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ホワイトハウスに就任後初となるバイデン夫妻の海外訪問は、エリザベス女王にとっても、今年4月に死去した夫のフィリップ王配がそばにいない初めてのレセプションとなった。
95歳のエリザベス女王は、多くの有名人がバッキンガム宮殿のホールを訪れるのを見てきた。彼女はこれまで14人の英国首相と仕事をしてきた一方で、在位中に多くの国家元首とも顔を合わせた。
エリザベス女王は、ファーストレディをいつも親切に迎え入れ、親しい関係を築いてきた。ちょっとした目配せ、耳元でのささやき、妻同士でのおしゃべり...。ジャクリーン・ケネディからメラニア・トランプまで、また、メキシコのアンヘリカ・リベラ、トルコのハイリュンニサ・ギュル、フランスのカーラ・ブルーニ=サルコジなども、英国の女王にこうべを垂れている。
text : Léonie Dutriévoz (madame.lefigaro.fr)