「赤」それは、パリの色。今、モダンに赤を着る方法。

赤、それはパリジェンヌのワードローブに欠かせない特別な色。溌剌とした朱赤に、深みのあるワインのようなボルドー。強い意志を秘めたモダンな赤を本能的に自分らしく纏って。

ドレス￥946,000／フェラガモ（フェラガモ･ジャパン）　中に着たトップ￥55,550／トーテム（トーテム クライアントサービス）

マクシミリアン・デイヴィスがクリエイティブディレクター就任時に刷新したハウスカラーがまさに"赤"。ウエストにねじりを加えた、総スパンコールの艶やかなイヴニングドレスは、彼らしい生き生きとした鮮明な赤が印象的だ。

「ホーリーバッグ」（H19×W24×D5.5cm）￥165,000／クレージュ（エドストロームオフィス）

丸みを帯びた深紅のハンドバッグは、フラットでモダンなシェイプ。正面にはシルバーのロゴマーク、ハンドルにはミニベルトがあしらわれ、フェミニニティを感じさせながらもどこかクールな出で立ち。

ドレス￥397,100／マルニ（マルニ ジャパン クライアントサービス）　バッグ￥1,204,500（参考価格）、ピアス￥300,300／ともにボッデガ・ヴェネタ（ボッデガ･ヴェネタ ジャパン）　シューズ￥97,900／エンポリオ アルマーニ（ジョルジオ アルマーニ ジャパン）

少女のような無垢な白に身を包んだコーディネートには、触り心地柔らかなスエード地のイントレチャートバッグが差し色に。

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左上：ニット￥389,400（予定価格）／アライア（リシュモン ジャパン アライア）　ショーツ￥108,900、ベルト￥220,000（ともに予定価格)／ともにミュウミュウ（ミュウミュウ クライアントサービス）ブーツ￥250,000／クレージュ（エドストローム オフィス)　ブラトップ／スタイリスト私物　右下：©Shiver

1920年代のスタイルからインスパイアされたスイムウエアのショーツに、デコラティブなベルトを。スポーツ×エレガンスの自由なレイヤードスタイルの新境地へ。

トップ￥210,100、パンツ￥179,300／ともにスポーツマックス（マックスマーラ ジャパン）　ピアス￥107,800、バングル￥232,100／ともにジル サンダー（ジルサンダージャパン）　シューズ￥204,600／マノロ ブラニク（ブルーベル・ジャパン）

構築的でシャリ感のあるビスコースキャディのセットアップには、フリンジが付いた遊び心たっぷりの真鍮のアクセサリーでとことんアーティに攻めたい。

ブラウス￥357,500（予定価格)／プラダ（プラダ クライアントサービス）

赤いスカーフカラーのシルクブラウスはまさにパリジェンヌらしいエレガンスの極み。一枚でさらりと着るだけに限らず、スカーフの自由な結び方やレイヤードの工夫で、表現の変化が楽しめる。

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ジャケット￥847,000、中に着たブラトップ（参考商品）、スカート￥759,000／以上グッチ（グッチ クライアントサービス）　パンツ￥306,900（参考価格）／トッズ（トッズ･ジャパン）　シューズ￥150,700／スポーツマックス（マックスマーラ ジャパン）　ピアス￥88,000／ジル サンダー（ジルサンダージャパン）

"グッチ ロッソ アンコーラ"のジャケットはあえて同色のスカートのジッパーを全開にしてマントのようなシルエットに。白のパンツとシューズをのぞかせ、計算された抜け感を完成させて。

上：ボディスーツ￥102,300／ウォルフォード（リトルリーグ インク）　スカート￥1,100,000／ボッテガ･ヴェネタ（ボッテガ･ヴェネタ ジャパン）　ハット￥225,500／ロロ・ピアーナ（ロロ・ピアーナ ジャパン）　ハットに付けたブローチ￥26,400／フックド　タイツ／スタイリスト私物　下：©Shiver

センシュアルに身体にフィットした朱赤のリブボディスーツ&タイトなスカートのミニマルなスタイリング。クラシックなフェルトハットをアクセントにして。

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＊「フィガロジャポン」2025年6月号より抜粋