ビーチでお腹を隠すためにデザインされたビキニ、タンキニとは?

Fashion

夏が近づくとともに、水着選びが再び注目される。そんな中、タンキニは多くの人に支持される要素を兼ね備えているようだ。

ツーピースタイプの水着、タンキニ。photography: Alo Ceballos / Getty Images

タンキニは、ツーピース水着の快適さとワンピース水着の美しさを兼ね備えている。ボトムはショーツやショートパンツ、トップスは長めのデザインが特徴だ。お腹をしっかりカバーし、ウエストラインあたりまで丈があるため、気になるお腹やヒップを隠したい人にぴったりのスタイルだ。

タンキニは、胸をプッシュアップするVネックのトップが特徴的で、お腹周りには何層にも重ねられた生地が施されており、引き締め効果をもたらす。一方で、タンキニにはさまざまなカットがあり、ゆったりしたトップスや柄入りのもの、時にはリボンの装飾や縁取りのついた襟付きタイプも存在する。また、ストラップが調節可能なビスチェタイプもある。体にぴったりフィットするほど、まるでワンピース水着のような視覚効果を生み出す。

歴史的なデザイン

トゥーレルのオリンピックスタジアムでの水着パレード。(1929年、パリ)photography: Keystone-France / Gamma-Keystone via Getty Images

一見すると革新的に見えるこのデザインだが、実は昔ながらのビキニのデザインに通じるものがある。実際、1920年代のビーチでは、既に上下が分かれたツーピース水着を着た女性たちが見られ、そのトップはまるでタンクトップのようなデザインだった。その後、ビキニの登場と日焼けブームの影響で、当時のやや露出の少ないデザインは敬遠されるようになった。しかし現在、このスタイルが新たに進化し、再びワードローブに欠かせない存在となりそうだ。

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text: Emma Martin (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/fashion/250528-tankini.html