マックスマーラ2026年秋冬コレクションのロールモデルは、最強の女性君主。
Fashion 2026.03.09
イアン・グリフィスが手がけるマックスマーラの2026年秋冬コレクションが打ち出したのは、中世ヨーロッパを牽引した女性の生き様。ラグジュアリーな素材とブランドが誇るクラフトマンシップのもと、時代を超えるスタイルを提案した。2月26日(現地時間)に発表された、マックスマーラ2026年秋冬コレクションのショーをレポート。

イアン・グリフィスが手がけるマックスマーラが2026年秋冬コレクションで掲げたテーマは「ヒストリーとモダニティ」。
インスピレーション源は、中世ヨーロッパを生きた女傑マティルデ・ディ・カノッサ。政治・軍事・芸術を横断し時代を動かした彼女の姿を、現代を生きる女性の内なる強さとして読み替え、気高さと柔らかさが共存する女性像へと昇華した。



コレクション全体を包むのは力を内包した流動的なシルエット。身体に沿って静かに落ちるサテンドレス、動きとともに表情を変えるマント、肩の力を抜いたテーラリングが、洗練された余韻を残す。

甲冑を思わせる構造美は、あくまでエレガントに。無骨になりがちなレザーも、曲線的に仕立てることで驚くほどソフトな印象に仕立てた。

構築的なショルダー、ワイドスリーブのコート、籠手のようなスエードのロンググローブが、静かな緊張感を演出する。



スエードやアルパカを軸にした素材使いに、グレー、モカ、トープの穏やかな色調から、ブリックレッド、ブラックへとカラーパレットが展開。中世のヒロインに、歴史を纏いながら、いまを生きるためのモダンなエレガンスを準えた。
photography: Spotlight
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