【セリーヌと私】プレッピー。/丸山佑香
Fashion 2026.03.19
新たなセリーヌ、それは着る人のアイデンティティを映す服。5人のスタイリストが独自の視点で、多彩な着こなしを提案する全5回の連載。最終回は「プレッピー」をテーマに、スタイリスト丸山佑香がスタイリングを提案する。
Vol. 5
「プレッピー」
by 丸山佑香
マイケル・ライダーのデビューコレクションを見た瞬間、あのムードが戻ってきた、と感じました。私の大好きな、スポーツの空気を含んだプレッピー。懐かしいのにモダンなそのバランスがとても自然だったのです。セリーヌの服は、パリに住む骨格のしっかりした女性でも、小柄で華奢な日本人でも、体型や年齢を問わずどんな人にも似合う懐の深さがあると感じます。それはフィービー・ファイロがデザイナーだった頃から、ずっとセリーヌを着続けてきた私が実感したこと。強い世界観を前面に打ち出すデザイナーの服も魅力的ですが、着る人に寄り添う服のあり方は、いまの時代の空気にとても合っている気がします。"これをこう着てください"ではなく、"どう着てもいい"。その委ねられた余白こそが、服を着る楽しさを思い出させてくれるのだと思います。

トップ¥143,000、中に着たシャツ¥159,500、パンツ¥434,500、手に持ったコート¥682,000、ベルト¥86,900、バッグ¥594,000、ブレスレット¥192,500、ストーンエッグチャーム¥104,500、チャーム¥51,700、チャーム¥61,600、キャンデーバーチャーム¥104,500、リング(親指)¥86,900、リング(中指)¥74,800、シューズ¥121,000(すべて予定価格)/以上セリーヌ(セリーヌ ジャパン) 靴下/スタイリスト私物
「ニットやきれいな靴など、どこか整ったエレガンスが印象的だったウィメンズのコレクションを、私だったらどう着るだろうと考えてみました。袖がパッチワークになったロンTに、シルクのスカーフ柄のパンツを合わせ、その下に重ねたシャツの襟を覗かせて。気負わず、でもラフになりすぎないバランスが、私にはしっくりきます」。
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ジャケット¥451,000、シャツ¥170,500、中に着たポロシャツ¥159,500、ハイネックトップ¥115,500、パンツ¥159,500、ベルト¥434,500、リング(右手人指し指・上)¥74,800、リング(右手人指し指・下)¥74,800、リング(右手中指)¥83,600、リング(左手親指)¥86,900、リング(左手中指)¥74,800/以上セリーヌ(セリーヌ ジャパン)
「私自身がずっと好きなジャケットとラガーシャツ。スタイルのベースはスケーター寄りのメンズライクなムードだからこそ、シャツやジャケットはあえて女性的でコンパクトなものを選びました。トラッドやプレッピーといったメンズ服の魅力を、いまの空気感で自然に落とし込んだスタイルです」。
フィービー・ファイロ時代からセリーヌの服に心酔し、買い続けている愛好家。今回の撮影の際にも、セリーヌ 表参道のブティックにて、デニム2本、バッグ1つを大人買い。@yuukamaruyama
photography: Keita Goto(W) styling: Yuuka Maruyama(makiura office) hair: Mirai Uejo makeup: Yui Yamanaka






