【香港】新感覚のアーバンリトリートで、おこもり滞在を。

2019年にオープンしたホテル「ローズウッド 香港」。そのラグジュアリーな空間で大きな話題を呼んだが、次なる展開として、人気シェフを招聘した新レストランや女性専用の隠れ家バーなどを続々オープン中。洗練とは縁遠かった香港の九龍側を一気に華やがせている。

「ローズウッド香港」に新設された「アサヤ」は、ありがちなスパではない、新感覚のアーバンウェルネスなアドレス。

なかでも注目なのが、6、7階に作られたリトリート施設「アサヤ」だ。都会のど真ん中にありながら、3716㎡もの贅沢な屋内外スペースを有する。スキンケアやアロマセラピーに加えて、物理療法、自然療法、動作コーチング、アートセラピーといった、多彩なメニューを用意。心も身体もケアしてくれる専門セラピストが常駐し、遺伝子分析や3Dフェイシャルスキン分析を駆使して、ゲストに最適なセラピーを提供する。高機能アンチエイジングフェイシャルメニューには「EviDenS de Beauté」を採用しているそう。

ビクトリアハーバーを望む、ベストロケーションにあるハイドロセラピールーム。

セラピールームのほか、アロマオイルやミネラル、ハーブをカスタマイズして調合できるアトリエ、ヘア＆ネイルサロン、ジム、インフィニティプールを設置。またスイートルームやロッジ風といった優雅な客室も置かれ、「アサヤ」内で宿泊も可能だ。

 自分だけのオリジナルアロマやミネラルを作ることができるアサヤ・アトリエ。

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また、「アサヤ」では食事も注目ポイントだ。有名フレンチシェフを迎えた、レストラン「アサヤ・キッチン」をオープン。1年間の準備期間をかけて練り上げた料理は和食からもヒントを得ているという。新鮮な地元食材を使い、地中海料理をベースに発酵などの調理法を駆使してヘルシーに仕上げる。

「タコと有機野菜のグリル」は、シェフのルノー・マーリンのシグネチャー。

滋養豊かなイカとキヌアのサラダ。シンプルながら、シェフの凄腕を感じられる逸品。

爽やかな甘さを感じるローストパイナップルとコリアンダーハチミツのデザートは、リピーター続出メニュー。

身体によいことしかしたくない、自分をとことん甘やかしながら癒やされたい、日頃の疲れやストレスを洗い流したい……そんな現代女性の希望をかなえてくれる「アサヤ」。自分へのご褒美に、おこもりステイを計画してみたい。

●1香港ドル＝約14円（2019年12月現在）