おしゃれなパリジェンヌの秘密のクローゼット Vol.01 リリー・タイエブ

Paris

大好きなものだけがぎゅっと詰まったプライベートなプチ空間。自分らしいスタイルを作るこだわりを教えてもらいました。


テイストを定めず、”好き”だけを詰め込みたい。

リリー・タイエブ
Lily Taïebs

女優

愛犬のサンティアゴとはいつも一緒。素肌に一枚で着たベストはルージュ、アームウォーマーはアニエスベー、チュチュはロンドンで買った50年代アメリカンヴィンテージ。特にお気に入りというシアリングのコートはヴァネッサブリューノ。赤いベロアのマフラーはコム デ ギャルソン。自由の女神が編み込まれたニットはケンゾー。クローゼットには、目にするだけで楽しくなるようなアイテムが揃う。

パリ左岸7区で念願の一人暮らしを始めたばかりのリリー。「もちろんヴィンテージは大好きでロンドンやニューヨークに行ってもお気に入りのヴィンテージショップで買い物をするし、ドリス ヴァン ノッテンやメゾン マルジェラ、ヴィヴィアン・ウエストウッドは毎シーズン必ずチェックする」と語る。ヴィンテージから、メゾンブランド、インディペンデントなストリートブランドまで、気に入ったものは何でも着るという。

「古い」「新しい」とか「安い」「高い」とか関係なく、彼女のアンテナに引っかかったアイテムが集められたクローゼットは、まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのような空間。「ファッションは心をワクワクさせるものだから、私は好き勝手に自分の着たいものを着て楽しんでいるの」

Y/プロジェクトとメリッサのコラボサンダルは、夏のヴァカンスでも活躍。

キャラクターの被り物やニット帽に目がないというリリー。ニット帽は、キッズ用が可愛いデザインがたくさんあるので、チェックしているそう。サメのニット帽はロンドンのジョン・ルイスで購入。タンクトップはヤスミン エスラミ、グレーのニットパーカはルシアンペラフィネ。

ブロカントで買ったアーティザナルのカゴバッグは、オーバーサイズのデニムやTシャツに合わせて持つことが多い。

「黄色のスカーフはママから譲ってもらったもの。スカーフは大好きで何枚持っているかわからないくらい。ママから譲り受けたヴィンテージがクローゼットにはたくさんあるの」。キャップはロサンゼルス発のマッドハッピー、イヤマフはエミリオプッチ、キッチュなビニールのバッグはインターネットで一目惚れして購入したヴィンテージ。

メゾンブランドのバッグは、あえてキッチュな色遣いのものを選ぶそう。出番が多いというミュウミュウとセリーヌ。スカーフはヴィンテージ。

バッグはメゾンブランド、靴はブロカントやヴィンテージショップと、ハイ&ローをミックスするのが好 き。特に気に入っているセリーヌのショルダーバッグと、赤のウエスタンブーツ。

Lily Taïebs|リリー・タイエブ
14歳で女優デビュー。『あの頃エッフェル塔の下で』(2015年)、『5月の花嫁学校』(19年)、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21年)に出演。ファッションアイコンとしても注目。@ilymieltaieb

*「フィガロジャポン」2024年2月号より抜粋

photography: Lucie Cipolla coordination: Masaé Takanaka

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/250308-parisienne-closet-vol01.html