パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、ギヨーム・ディオップの魅力を恩師が解説!
パリ・オペラ座バレエ団のエトワールたちが今夏、東京の舞台に集う。『エスプリ・ドゥ・ラ・ダンス』を企画・演出するのは、同団の名教師ジル・イゾアール。出演する11名の多くは彼が長年ともに歩んできた教え子たちだ。エトワール、ギヨーム・ディオップの魅力をジル・イゾアールが語る。
Guillaume Diop
ギヨーム・ディオップ(エトワール)

●ジルからのメッセージ
ギヨームとも長い付き合いで、彼がまだバレエ学校の生徒だった頃から見てきました。いまでは、彼はひとつのアイコンと言ってもよい存在になりましたが、ファッション界においてもそうなりつつあります。彼がドロテと共演することが大変楽しみです。ふたりは世代が異なりますが、それがうまく調和していて、とても良い相性です。互いをよく理解し合っていますし、舞台上でも素晴らしい関係性を築いています。今回はベン・スティーヴンソンの『3つのプレリュード』を踊る予定です。さらに、フランスを代表する振付家ローラン・プティの『ランデ・ヴー』のパ・ド・ドゥも上演します。また、『ラ・バヤデール』の第1幕からの抜粋も披露します。そして、日本の観客から深く愛されているもうひとりの偉大なフランス人振付家、モーリス・ベジャールの『さすらう若者の歌』も予定しています。芸術家として成長を続ける彼の歩みを見守れることを幸せに思っていますが、これからも私たちを驚かせ続けてくれることでしょう。彼がメンバーに加わってくれたことをとてもうれしく思います。
Spectacle de Gala d’Été


ジル・イゾアール Gil Isoart
ニース出身。パリ・オペラ座バレエ団の元ダンサーで、現在は同団のバレエ教師やパリ国立高等音楽・舞踊学校の教授を歴任。後進の育成に力を注ぎながら振付家としても活動。
『エスプリ・ドゥ・ラ・ダンス』
Aプロ
8月19日(水)19:00~/8月20日(木)19:00~
演目:『3つのプレリュード』『ベルガマスク』『ドリーブ組曲』『パピヨン』、『海賊』よりパ・ ド・ドゥ、『ドン・キホーテ』より第3幕のグラン・パ・ド・ドゥ、『ヴィヴァルディ・パ・ド・ドゥ』『パリの炎』『ランデ・ヴー』、『白鳥の湖』より第3幕の黒鳥のパ・ド・トロワ。
Bプロ
8月21日(金)19:00~/8月22日(土)12:00~/8月22日(土)17:00~
演目:『ラ・バヤデール』第1幕より、『ジゼル』第2幕より、『スカルラッティ・パ・ド・ドゥ』、『眠れる森の美女』より第3幕のグラン・パ・ド・ドゥ、『さすらう若者の歌』、『くるみ割り人形』より第2幕のグラン・パ・ド・ドゥ、『クラリネットとピアノのための幻想曲』、『海賊』よりパ・ド・トロワ、『タリスマン』より、『瀕死の白鳥』『ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ』
会場:昭和女子大学 人見記念講堂
https://www.nbs.or.jp/stages/2026/esprit/
NBSチケットセンター
03-3791-8888
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- photography: James Bort (portrait)
- coordination & text: Eri Arimoto
*「フィガロジャポン」2026年9月号より抜粋