【フィガロジャポン35周年企画/35のパリジェンヌ】 人生も役柄も自ら切り拓く、マリオン・コティヤールという生き方。
Paris 2025.03.13
Marion Cotillard
マリオン・コティヤール
俳優

「人生はいつだって映画より強い」
16歳でデビューしたマリオン・コティヤール。アルノー・デプレシャン監督『そして僕は恋をする』(1996年)や1998年よりリュック・ベッソンの『TAXi』シリーズに出演、2003年からはハリウッドに進出した。ジャン=ピエール・ジュネの『ロング・エンゲージメント』(04年)でセザール賞助演女優賞を、『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(07年)ではセザール賞、ゴールデングローブ賞、米国アカデミー賞主演女優賞を獲得し、アメリカでの評価を絶対のものとした。08年からはディオールのミューズも務め、フィガロ誌にもたびたび登場している。環境保護の熱心な活動家としての一面もあるマリオンは、自分の哲学をしなやかに表現する開拓者だ。








text: Junko Kubodera
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