【フィガロジャポン35周年企画/35のパリジェンヌ】 パワフルに人生を突き進む、メラニー・ロランは現代のロールモデル。
Paris 2025.03.14
Melanie Laurent
メラニー・ロラン
俳優、映画監督、歌手、モデル

「成功は素晴らしいけれど、分かち合う人がいなければ役に立たないわ」
俳優のピエール・ロランと元バレリーナの母親のもとに生まれたメラニー・ロラン。映画『Un pont entre deux rives』(1999年)で映画デビューを果たし、フィリップ・リオレ監督の『心配しないで』(2006年)でセザール賞有望若手女優賞を受賞。その後は、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』(09年)でハリウッドデビューを飾り、スターダムを駆け上がった。
俳優業だけでなく、20代にして監督に挑戦するとともに、以前から温めていたアルバムをリリースしライブ活動も行うなど、表現の幅を広く捉えパワフルに人生を走り抜けている。そんな姿を追ったフィガロ誌のインタビューでは「自分に関する記事はいっさい読まない。そうしないと前へ進めなくなるから」と語っている。ポジティブに我が道を突き進む新時代のパリジェンヌの生き様は、私たちのロールモデルだ。




text: Junko Kubodera
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