パリに恋したフィガロ編集者たち、決死の35周年記念号!

「パリに恋して。」というタイトルですが、本音を申し上げると「パリに恋して35年、我々は~!」と叫びたい気持ちを表現しました。創刊から35年、本当に長い月日が経ちました。

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上は、「パリ好きの、パリ好きによる、パリ好きのための」を主張したパリの街を高い位置から眺めた風景写真の表紙、Voyage à Paris版。右の奥にはトリコロールの国旗も! 下はParisiennes版。新木優子さんがエレガントな佇まいでディオールを纏って登場。モード撮影を担当したエディターAが、「新木さんはすごく勘所がよくて、動きがいい!」と絶賛していました。

長い歴史のなかでフィガロジャポンは何度となくパリやパリジェンヌのライフスタイルを取材し、発信してきました。エターナルな魅力は継続しつつ、モダンに進化しているパリの街。その息吹を伝えられたらと、毎年3月もしくは2月にパリのガイド特集を行ってきました。名所、グルメガイド、おしゃれ案内人、リアルパリジェンヌの服、映画館、手仕事の魅力、パリの素敵オフィス訪問からベルばらブームに乗って、ヴェルサイユ取材など、今回も多岐に渡ってパリの魅力を紹介しています。

実は、校了時に編集長が東京にいなくてパリファッションウィークに出張している! ということでみんな決死の校了だったと思います......。

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見事に再生したノートルダム寺院はパリの心。パリ支局長髙田昌枝が掘り下げます。
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バカラがアラン・デュカスとコラボした館は必見の価値。グルメもフランスの工芸とアートの力もこちらで体感。
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パリを素敵にしているのは、そこで暮らすパリジャン&パリジェンヌのおかげ。必訪のおしゃれアドレスを案内してくれました。
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フランスの雑貨、カワイイ! 元スタイリストでパリに移住した鈴木チャコさんのセレクトで。
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フランスの女性作家たちが創るうつわやオブジェは、ロマンティックなものばかり。
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フィガロマルシェでは、また蚤の市で買い付けた品々を販売。

劇場版アニメ『ベルサイユのばら』が日本で快進撃を続けています。ヴェルサイユは、宮殿を訪れること含め、昔からおしゃれでゆとりのある暮らしをする人たちが集まる街と言われています。アンティーク街も充実。ぜひ、お城だけではなく街歩きも旅のプランに含めてください。

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王室グッズやデュカスのレストランもある街。

オフィスもインテリアが美しくて、働く人たちがわくわくするような空間つくりやシステムがパリでは考えられています。ビュリー、ヴェジャ、マイリトルパリ、ジュ―ヌ、そして我らが本国のマダムフィガロ編集部のあるフィガロ社まで! ユニークなオフィスを案内。

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こちらはビュリーのオフィス。商品の美しさと比例した、クラシックかつロマンティックな空間。

出口夏希さんもシャネルを纏ってモード撮影。いつもの出口さんよりもぐっと大人な雰囲気で。

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旅のいちばんのお楽しみであるグルメは、今回20ページの大ボリューム。朝食・ランチ・カフェ・アペロ・ディナーと、朝から晩までパリのおいしいを食べ尽くして!

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定番メニューならここが絶品!

美容も今回はフレンチスタイルに特化。もともとFeel Good Beautyとは本国フランス版が発信した企画で、心地よさを追求しながら無理なくキレイになる美容的哲学に共感し、ジャポンのエディトリアルにも取り入れました。フレンチメイドの逸品や本国版の美容エディターのコメントはとってもためになります。

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最後にシネマが重要なフィガロジャポンにとって、ジャック・オディアール監督の『エミリア・ペレス』ははずせない! 私も本作を観て、現在70代前半の監督がここまで斬新で挑戦的な作品をつくるんだ!と衝撃を受けました。素晴らしい映画なのでぜひみてほしいです。こちらでは、ゾーイ・サルダナ、セリーナ・ゴメス、監督のインタビューを掲載しています。

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パリコレ中、サンローランのショーでゾーイ・サルダナと話す機会がありました。とてもリラクシングで案外小柄で、日本に敬意を抱いてくださっている方でした。

旅、グルメ、ファッション、仕事、映画......。すべてがアールドゥヴィーヴルです。ページをめくる読者の方々が、少しでも豊かな時間に誘われますように! これからの未来も、おしゃれで知的で学びのあるメディアを作るべく、日々楽しみながらがんばります。

フィガロジャポン編集長 森田聖美

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