まるで移動遊園地！ ギャラリー・ラファイエットが提案するノエル。

update：2024/05/24

パリの3大デパート、左岸のボン・マルシェに、右岸のプランタン、そしてギャラリー・ラファイエット！　今回は、デパート内の展示が毎年話題なギャラリー・ラファイエット パリ・オスマンのクリスマスデコレーションにフォーカス。

2017年は「SPECTACULAR」をテーマに掲げ、イタリアのデュオ・アーティスト、トイレットペーパーが展示を手がけた。コンセプトは1920年代の移動遊園地。シュルレアリスム的な、遊び心あふれるギャラリー・ラファイエットのクリスマスディスプレイで、童心に返ったかのような胸が高まる感覚を呼び起こす。

パリのクリスマス名物のひとつ、ギャラリー・ラファイエットのショーウィンドウ。鳩のピエールとココが育む愛のストーリーを見届けて。

アールヌーボー様式の丸天井に向かってそびえ立つ、お菓子をモチーフにした巨大クリスマスツリーでファンタジーな空間に。

館内に入ると、架空の遊園地へと誘い出すジェットコースターのVR体験や、2018年2月公開のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』に登場する、衣装のレプリカやサウンドトラックなどの展示、クリエイターによるギフトラッピングのサービスなどが行われており、
デパートの域を越えたエンターテインメントなギャラリー・ラファイエットを体験することができる。

シートの角度や揺れるリズム、前方からの風の強さなどで、あたかも本当にジェットコースターに乗っているかのような感覚に。

カリグラファーとテキストアーティストのふたりが、ギフトの包装からクリスマスカード作りまで、要望に応じて柔軟に対応してくれる。ひとつの注文につき2ユーロ

元旦には、パリ旅行を特賞とした福袋を用意しているそう。
朝10時よりjp.france.frで申し込むことができるので、新年の運試しに応募してみるのもよさそうだ。

photos : MANA KIKUTA, collaboration : ATOUT FRANCE（フランス観光開発機構）, PARIS REGION TOURIST BOARD（パリ・イルドフランス観光会議局）