キャサリン皇太子妃の義妹・アリゼ・テヴネ、ロイヤルアスコットでの装いに注目が集まる。
イギリスの伝統的な競馬イベント、ロイヤルアスコットの2日目に、ジェームズ・ミドルトンの妻アリゼ・テヴネは義母のキャロル・ミドルトンと連れ立って登場した。フレンチ・エレガンスを感じさせる彼女のスタイル、とりわけフランスの職人技が光る小物に注目が集まった。

アスコット競馬場の「ロイヤル・エンクロージャー」は厳格なドレスコードが求められる特別な場所だ。36歳のフランス女性、アリゼ・テヴネはここに洗練されたロマンティック・スタイルでやってきた。それは白地にピンクとグリーンの小花刺繍のロングドレスで、フリル袖とハイネックが牧歌的な雰囲気をかもしだしている。秀逸だったのが小物使いだ。パリのブランド、ロンシャンのパウダーピンクのレザーバッグに、同じブランドのセージグリーンのサンダルを合わせていた。さらに現代のパリシックを象徴するブランド、セザンヌのゴールドのイヤリングが耳に光る。
横にいる義母のキャロル・ミドルトンはこれぞ英国ファッションといったスタイル。上品なパウダーピンクのコートドレスをまとい、洗練された英国ブランドの小物を合わせていた。ふたりはクラシックな英国スタイルとモダンなフレンチスタイルを意識的に対比させ、ふたつの服飾文化の伝統を見事に調和させている。このふたりはこれまでも服を通じて仲の良さを示してきた。昨年のロイヤルアスコットでアリゼ・テヴネはキャロル・ミドルトンのパステルブルーの帽子を借用した。この帽子は思い出が詰まっている。キャロルが2018年、ルイ王子の洗礼式でかぶったものだからだ。
ファッションのポイントはカンカン帽。
今年のアリゼ・テヴネはストロー素材のカンカン帽を選択した。これもまた、実にフランスらしいアイテムだ。19世紀にセーヌ川のほとりで生まれた帽子は、もともと船の漕ぎ手用だったが、次第に普遍的なエレガンスの象徴となった。帽子をかぶることが伝統のロイヤルアスコットにふさわしいだけでなく、ルーツのフランスへのこだわりも感じさせる選択だ。
2021年にジェームズ・ミドルトンと結婚したアリゼ・テヴネは奥ゆかしい女性とみなされている。派手な装いはせず、シンプルで洗練された、フランスのブランド中心のスタイルをしている。今回のロイヤルアスコットへの登場は、ミドルトン一族内で彼女が暗に“フレンチシック”のアンバサダーになっていることを改めて感じさせた。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
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- text: Chloé Multon (madame.lefigaro.fr)