創業140周年の「モリ」。ポップアップでニット小物をお買いもの。

Paris

今年創業140周年を迎えたニットブランドのMolli(モリ)。それに加えて、今年はメゾンをシャルロット・ドゥ・ファイエが買収してから10年目という、ダブル・アニバーサリーの年である。下着に始まり、子どものための洗練されたニットブランドとして愛されていたモリを再興するだけでなく、メゾンの歴史を守りつつ彼女は大人の女性のプレタポルテをスタート。オリジナルの立体モチーフが毎シーズン登場し、いまやコピーが出回るほどの成功だ。ムルジングフリーの毛糸にこだわるグリーンな面も現代女性の心に響くものがある。

左:1886年創業のモリ。ニットの繊細な下着についで手がけた子ども用のニットはいまも継続されている。 右:10年前にメゾンを買収したシャルロット・ドゥ・ファイエ。美しき敏腕オーナーだ。photography: 右 KarlaVinterKoch
左:1886年創業のモリ。ニットの繊細な下着についで手がけた子ども用のニットはいまも継続されている。 右:10年前にメゾンを買収したシャルロット・ドゥ・ファイエ。美しき敏腕オーナーだ。photography: 右 KarlaVinterKoch
9月9日、140周年のお祝いが7区の本社内で開催された。社内オフィス、ショールームなど随所にニットにまつわるインスタレーションが。photography: Mariko Omura
9月9日、140周年祝いが7区の本社内で開催された。社内オフィス、ショールームなど随所にニットにまつわるインスタレーションが。photography: Mariko Omura
2026-27年秋冬コレクションから。

ハイ・ブランドゆえ、まずは小さなニット・アクセサリーからモリとの触れ合いをスタートするのもいいだろう。デパートのボン・マルシェの2階でポップアップを開催中だ。Molicatessenと命名され、ニューヨークのデリカテッセンがインスピレーション源。ピンク色がとてもチャーミングな売り場で、バッグチャーム、靴下、襟巻き、バンダナなど愛らしいモチーフの小さなアイテムが見つけられる。自分用ギフトとの出会いが待つこのポップアップは、2027年1月3日までの開催。

左:ポップアップのスタッフはNY風にキャップをかぶって。 右:襟元を愛らしく温めてくれる襟巻き。ベージュに白、ピンクに黒など色の選択は15種。95ユーロ。
左:バッグ用のチャーム。クローバー 135ユーロ。 右:プレタポルテ・コレクションも販売。
左:透かし入りのニットソックスは75ユーロ。ジャカードの靴下は65ユーロ。 右:アニバーサリー・Tシャツは95ユーロ。

Molli ポップアップ
開催中〜2027年1月3日
Au Bon Marché Rive Gauche
24, rue de Sèvres
75007 Paris
営)10:00〜19:45(月〜土)、11:00〜19:45(日)
https://www.molli.com/
@molli_1886

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大村 真理子

madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター

東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。2006年から「フィガロジャポン」パリ支局長を務めた後、フリーエディター活動を再開。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。