お茶香水で新・ととのい体験? ビューティエディターのお気に入り。

Beauty

いま話題の「ティーフレグランス」を、編集部のビューティ担当ふたりが厳選。ジル サンダー、バレンシアガ、ブルガリなど人気メゾンが揃う一方、気になるニッチフレグランスもラインナップ。すっきりと軽やかなのに、繊細で奥行きのあるお茶の魅力に取り憑かれて!

左からブルガリ、バレンシアガ、ジルサンダー、P.Seven茶香水など全てお茶の香りの香水

SAYAKA KATO

フィガロジャポン編集部 
シニア・ビューティ&ライフスタイル・エディター

ブルガリ
オ パフメ テ インペリアル

オ パフメ テ インペリアル オードトワレ 75ml ¥21,340/ブルガリ パルファン

中国茶の文化×イタリアン・シトラスの明るいハーモニー。

お茶のフレグランスの始まりといえば、ブルガリ。1992年、名調香師ジャン=クロード・エレナによるオ・パフメ オーテヴェール オーデコロンの登場は忘れられない。なじみのある緑茶の香りが爽やかで心地よく、男女も問わず、ライフスタイルに寄り添うことに気付かせてくれた。その後、いまは無きプールファム(元祖“モテ香水”とも呼ばれた)にジャスミンティー、ジャック・キャヴァリエによるプールオム(伝説のメンズ香水!)ではダージリンティーなど、お茶のフレグランスの世界を広げてきた。そして今年、ブルガリ ホテルズ&リゾーツの特別な香りとしてつくられたオ パフメの新作が登場。主役のブラックティーに、レモンやマンダリン、ベルガモットのイタリアン・シトラスが明るさを添えている。朝の目覚めに、午後のリフレッシュに、お茶をいただくように纏いたい。

バレンシアガ
トゥー ビー コンファームド

バレンシアガのオードパルファム「トゥー ビー コンファームド」
バレンシアガ トゥービーコンファームド パルファム 100ml ¥46,090/バレンシアガ クライアントサービス

クリアな花のノートに隠れた白茶のニュアンス。

昨年、10種のコレクションで蘇ったバレンシアガの香水。メゾン初の香水、ル ディスの再解釈やダマスクローズが濃厚なサンプールサン、創設者の名を冠したミステリアスなクリストバルなど、記憶に鮮やかに残るクリエイションと、復刻された美しいボトルに惚れ惚れした。なかでも心惹かれたのがトゥービーコンファームド。夜に咲く花のエキスからつくられたキモノ・チューリップアコードに添えられたのが、白茶のノート。肌につけるといわゆるフローラルとは違う、クリアで凛とした印象。奥のほうに確かにお茶のニュアンスがある。でも、とらえどころがなくて、これは一体何の香りと言えばいいのだろうかと何度も試すうちに虜になってしまった。


TOMOE IMAZU
フィガロJP副編集長 ビューティ担当

ジル サンダー
ブラック ティー

ブラック ティー オードパルファム 100ml ¥43,780/ジル サンダー(コティジャパン)

記憶をくすぐるような、ブラックティーの温もり。

フレグランス選びには、香りそのものに加えてボトルデザインも重要な決め手。ジル サンダーのオルファクトリー シリーズ 1は、ミニマルながら存在感のあるガラスボトルに白い鐘型のアルミ製キャップがアクセントとなり、一見フレグランスとはわからないそのビジュアルに、はっと目を惹かれる。植物学とテクノロジーを融合させた香りのコレクションの中でも、私の一押しがブラックティーの香り。トップにアップサイクルシナモン、ミドルにキンモクセイ、ラストがブラックティーという構成。アンバースパイシー調の少しスモーキーな香りからは温かみが感じられ、肌にのせると懐かしいようで新しいようで、忘れがたい印象を刻む。

ピーセブン茶香水
墨茶

墨茶 66ml ¥22,000/ピーセブン茶香水

心を鎮め、集中を高める茶葉+墨の余韻。

台湾茶文化で受け継がれてきた、“香りを聞く”リチュアル。一煎目のお茶を聞香杯と呼ばれる茶器に注ぎ、いったん飲むための茶杯に移した後、聞香杯に残ったお茶の香りに向き合う。この時の繊細なお茶の香りをフレグランスへと昇華するのが、ピーセブン茶香水。なかでも「墨茶」は心静かに集中したい時にふさわしい。ふわりと華やかに香り立つジャスミンや茶葉をパウダリーなアイリスが優しく受け止め、その奥からじわりと墨のアコードが姿を現す。ラストのシダーウッドやムスク、パチョリと溶け合う余韻もじっくり味わいながら。纏うとニュートラルな自分に戻れる感じがあり、いつも手元に置いておきたい。

問い合わせ先

バレンシアガ クライアントサービス
0120-992-136(フリーダイヤル)
https://www.balenciaga.com/ja-jp

ブルガリ パルファン カスタマーサービス
03-6380-5706
https://www.bulgari.com/ja-jp/

ジル サンダー(コティジャパン)
0120-998-519
https://www.jilsander.com/

ピーセブン茶香水 日本橋店
[email protected]