シャネルのスピリットとサプライズがあふれる、
「CHANEL AOYAMA」が待望のオープン!
Beauty 2009.04.28
青山「Ao」内に4月24日、待望のシャネルの香水・化粧品のみを扱うショップ「CHANEL AOYAMA」がオープンした。
世界で初めての香水・化粧品の路面店となるこのショップ。青山通りに面し、シャネルのすべてのアイテムが揃い、どこよりも先にメークアップの限定品が発売されるという店内は、メーク、フレグランス、スキンケアの3つのブロックに分けられ、それぞれのブロックでこれまでのショップにはない「サプライズ」が用意されている。
ソフトな白をベースにしたメークアップエリアの壁面には、まるでパレットのようにメークアイテムが。このショップのためにデザインされたスタッフのユニフォームのチェックもお忘れなく!
4メートルという天井高を生かした大きなガラスの扉が開くと、そこは白を基調に黒で縦のラインを強調したメークアップのエリア。ここに一歩足を踏み入れると、左右の壁面に施されたミラーの効果も手伝って、凛とした緊張感に包まれる。女性ならば誰でも背筋がすっと伸びて、ビューティ魂に火がつくはず。
艶のある黒い壁面は最初は圧迫感があるようにも感じるけれど、実は嗅覚に神経を集中する手助けをしてくれる。さらに、カウンセリングを受けていると黒が落ち着きを与えてくれることに気がつくはず。
ここに並ぶのは紙のムエット(試香紙)と、香りのプロが用いるセラミックのブロッター。ブロッターにはすでに香りが染みこませてあるので、ムエットでトップノートを試すのと同時に、少し時間がたってから漂うミドルノートを確認することができる。
ここでのサプライズは、初導入の「オルファクティブ テーブル」での香りのカウンセリング。9つのグループに分類されたブロッターを使って、カウンセリングを受けながら好みのフレグランスを導き出す。名前やボトルのルックスではなく本能のままに香りを選んだら、いままでとは違うフレグランスに出会えた、なんてサプライズがあるかも!?
(左)紙のムエットでトップノートを試したら、その横にあるブロッターでミドルノートにトライ。
(右)まるでボードゲームのような「オルファクティブ テーブル」。コマのように並ぶブロッター
を使って、好みの香りを探して。ちなみにイスはこのショップのためにデザインされたもの
で、座面はシャネルらしいツイード張り!
スキンケアのエリアはマドモアゼル・シャネルが「自然の色」と呼び、愛したベージュが基調。奥には個室もあり、よりプライベートな空間でテクスチャーや香りを試すことができる。
カウンターテーブルに並ぶ商品を手に取ると、それに呼応するように壁面のモニターが変化――、リラックスムードあふれるこのエリアには、空間との一体感というささやかなサプライズがぴったりだ。カウンターのほかに対面式のテーブルもあり、ここでのカウンセリングはまるでブティックで時計やジュエリーを選んでいるような気分。
シャネル銀座ビルディングも手がけたピーター・マリーノとの最強タッグで生まれたこのショップはシャネルの香水・化粧品の店舗としては世界最大!ファサードを飾るのはベージュと白、黒というブランドのアイデンティティ・カラー。
「CHANEL AOYAMA」のために作られた限定アイテムは、フェイスパウダー、リップグロス、ネイルエナメルの3種。パステルトーンのピンク、ホワイト、ブルー、ゴールドがいまのTOKYOらしくてキュート。左から、レ タンドゥル ドゥ シャネル ¥7,875、ヴェルニ ¥3,045、レーヴル サンティヤント ¥3,465(すべて4/24、CHANEL AOYAMA先行限定発売)