ジョニー・デップ、元妻ヴァネッサ・パラディに捧げた絵画を描く。

Culture 2024.08.03

俳優で歌手のジョニー・デップは、また著名な画家でもある。7月18日には、タロットをテーマにした新しい作品を公開し、そのうちのひとつは彼の元妻からインスパイアされたものだった。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト』のフランスプレミアイベントにて、ヴァネッサ・パラディとジョニー・デップ。(パリ、2006年)photography: ABACAUSA/aflo

ジョニー・デップに再び注目が集まっている。61歳のスターは、28歳のロシア人モデル、ユリア・ヴラソワとの新たなロマンスを楽しんでいると報じられているだけでなく、最新の絵画コレクションを発表し、そのうちの1枚に特に注目が集まっている。冠をかぶった金髪の若い女性を描いた「ザ・エンペラー(女帝)」は、彼の元妻ヴァネッサ・パラディにインスパイアされたものだ。俳優は、7月18日付のABS-CBN News向けの動画で、イギリスのカッスル・ファインアートで販売される4点のタロットの世界をテーマにした新作(「ザ・ラバーズ(恋人たち)」「ザ・エンペラー(女帝)」「ストレングス(力)」)が、自身のライフステージからインスパイアされたものであると明らかにした。「これらのカードのひとつひとつ、これらの絵画のひとつひとつが、私のタロットカードのアイディアを表しています。」

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「ヴァネッサは、私が決してなれない存在」

これは、2007年にリリースされたヴァネッサ・パラディの5枚目のアルバム「ディヴィニディル」のジャケット用に以前描かれた絵を彷彿とさせる。12年間別居していたジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの間には、1999年に生まれたリリー=ローズと2002年に生まれたジャックのふたりの子どもがいる。ジョニー・デップは作品を発表するに当たって、元妻についてこう語っている。「僕らは何十年間も非常に親しい関係にある。僕は彼女を知っているし、彼女の内面も理解している。彼女は私が決してなれないような存在なんだ......」

そして、この絵についてこう付け加えた。「嵐を乗り越えてきた王冠のようだ。それはある種の勇気と強い決意を示している。そして、背後で何が起ころうとも、彼女は輝き続ける」

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フランスは私にたくさんのことを与えてくれた

彼が経験した騒動(特に2022年のアンバー・ハードとの法廷闘争はテレビドラマ化された)とは対照的に、アーティストでミュージシャンでもある彼は、常に子どもたちの母親に対して優しい言葉をかけてきた。2022年、マイウェン監督の『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』を上映したカンヌ国際映画祭で、俳優ジョニー・デップは「マダム・フィガロ」のインタビューでこう語った:「フランスは私にたくさんのことを与えてくれましたし、それは今も続いています。15年間の素晴らしい女性との関係、2人の子どもたち。これは奇跡でした!」

text: Marion Géliot (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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