「明らかに激怒していた」国連のエスカレーターでドナルド・トランプ大統領とメラニア夫人。

Culture

アメリカのトランプ大統領は、ニューヨークの国連本部で演説する直前にエスカレーターが故障するトラブルに遭遇し、原因究明の調査を国連に要求した。

2025年9月23日、国連総会で演説をおこなうため、会場へ向かうトランプ大統領が妻とエスカレーターに乗り込んだ途端、エスカレーターが急停止し、ふたりは残りの段を歩いて上らざるを得なくなった。「国連で得たものは、急停止するエスカレーターだけだった。ファーストレディがこんなに元気でなければ転ぶところだった。幸い、妻は元気だし、私たちふたりは絶好調だ」とトランプ大統領は総会の演壇で不満をぶちまけた。国連報道官によれば、エスカレーターの停止の原因は安全装置が作動したためだった。

話は単なる笑い話としてここで終わったかもしれなかった。だがトランプ大統領が相手となるとそうはいかない。自分が立ち上げたSNSのTruth Socialで大統領は国連訪問時に”三重の妨害工作”に遭ったと主張した。エスカレーターの故障とプロンプターの不調、会場の音響トラブルの3つだ。調査と逮捕を要求したことも明かした。「メラニアと私が鋼鉄の段の鋭い縁に頭から前のめりに倒れなかったのは奇跡だ。ふたりともしっかり手すりを握っていたから惨事を免れた」と、大統領は明らかに激怒していた。

完全な妨害工作

大統領はさらに、「サンデー・タイムズ」紙の記事で同紙の取材に国連スタッフが冗談で、トランプ大統領にいたずらを仕掛け、エスカレーターやエレベーターを停止させたらと言っていたことに言及し、これを「完全な妨害工作」だと断じた上で、「やった者たちは逮捕されるべきだ」と主張した。

大統領はさらに会場の音響についても不満を漏らした。「演説が行われたホールでは、音がオフになっていたらしい。(中略)演説を終えて目の前に座っていたメラニアが見えたので、演説はどうだったか聞いたら、『一言も聞こえなかった』と言っていた」。怒りが収まらないトランプ大統領は真相究明を求める直筆の書簡を国連事務総長アントニオ・グテーレスに送りつけた。

From madameFIGARO.fr

text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/celebrity/250927-donald-trump.html