レオナルド・ダ・ヴィンチの初来日作も登場! 『ルーヴル美術館展 ルネサンス』が国立新美術館で開催。
2026年9月、東京・六本木の国立新美術館に『ルーヴル美術館展 ルネサンス』がやってくる。ルーヴル美術館のコレクションによる展覧会は、73万人を動員した2023年の『ルーヴル美術館展 愛を描く』以来3年ぶり。しかも今回は東京だけの単独開催というから、よりスペシャルだ。

絵画から工芸まで。多彩なジャンルで辿るルネサンス

15〜16世紀、ヨーロッパで花開いたルネサンス美術。本展では、ルーヴル美術館の充実したコレクションから選ばれた50点あまりの作品を通して、この豊かで複雑な芸術動向の特徴に光をあてる。絵画だけでなく、彫刻や版画、素描、工芸までが並ぶ多彩なジャンルによるラインナップも見逃せない。
〈見どころ1〉 レオナルドの傑作、待望の初来日!
なんといっても目玉は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『女性の肖像』、通称『美しきフェロニエール』が日本初公開されること。レオナルドの真筆とされる絵画作品は世界に15点ほどしかなく、そのうち5点をルーヴルが所蔵している。
外見だけでなく、その奥にある感情まで描き出そうとしたダ・ヴィンチの人物表現。女性はこちらを見返しているようで、もう少し右のほうを見ているようでもあり、謎めいたまなざしは、さまざまな感情をあわせもつ人間の複雑な心の動きを映し出しているかのよう。その表情に隠された真意を探るべく、会場にてじっくりと向き合ってみたい。
〈見どころ2〉 4つのテーマで、ルネサンスをぐっと身近に。
本展は「旅」「技法の革新と洗練」「古代へのまなざし」「肖像芸術の隆盛」という4つの章で構成されている。まず1章では、旅と関連づけられる芸術家や作品を紹介する。2章では、版画や陶器など、ルネサンスに革新を遂げた多彩な技法の作品に着目。3章では、古代ギリシア・ローマの文学や美術にルネサンスの芸術家たちがどう向き合ったのかを探る。そして4章にて、個人という概念が形作られていったルネサンス期ならではの肖像画のあり方を俯瞰する。
〈見どころ3〉 ルネサンスを代表する巨匠たちの作品と多彩な技法
ボッティチェリ、ティツィアーノ、デューラー、クラーナハ、エル・グレコといった、日本では作品がなかなか見られないルネサンスの巨匠たちが顔をそろえるのもポイント。また木版画や銅版画、ブロンズ彫刻、色鮮やかなマヨリカ陶器、繊細なタペストリーなども並び、さまざまな技法が飛躍的な発展を遂げていたルネサンス期の創造性を肌で感じとれる。

本展のアンバサダーには俳優の北川景子が就任。「美術館に訪れ絵画に没入する時の、時代を超えて旅をするような感覚が大好き」と語る北川が、どんな目線でこの展覧会を紹介してくれるのかにも期待が高まる。
『ルーヴル美術館展 ルネサンス』
会期:2026年9月9日(水)~12月13日(日)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
東京都港区六本木7-22-2
開)10:00~17:30最終入場 ※金・土曜日は19:30最終入場
休)火 ただし9/22(火・祝)、11/3(火・祝)、12/8(火)は開館、11/4(水)は休館
料)¥2,400(一般)
050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.ntv.co.jp/louvre2026/
- text: Harold