ジャケット、ヘアアクセ、シャツ。ロンハーマン ディレクター根岸由香里の【フレンチシックな私物】
Fashion 2025.06.29
おしゃれ賢者が考える、"フレンチシック"の定義とは? 3つのキーワードとともにフレンチシックな私物コレクションをご紹介。
根岸由香里
ロンハーマン ディレクター
どんな時でも品があり、自然体であるさま。
「カジュアルな装いでもフォーマルな装いでも、常に品格を忘れない。年齢問わず、"自分は自分である"というマインドを大切に、本来のその人らしさが滲み出るのが本当のフレンチシックだと思うのです」。長年愛用してきた分身のようなデニムとお気に入りの上品なフレンチアイテムを組み合わせるなど、気負わず盛りすぎず、自分らしくスタイリングに落とし込むのが根岸由香里のルールだ。
Keyword 01
ディオールのジャケット
3つボタンのシングル、ショート丈のダブルブレスト、バージャケット。「エレガンスへの情熱を思い起こさせてくれる3つのブラックジャケット。3年前にずっと着てみたいと思っていたバージャケットを初めて購入したのをきっかけに、そこからディオールのジャケットの虜に。時代を反映し、世の中を変えた名品です」
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Keyword 02
ヘアアクセサリー
後ろ姿をシックかつキュートに飾ってくれる、バレッタやヘアピン。「パリや日本、ニューヨークなどで買い集めてきた数々。上質であること、遊びが効いていること、品があること、そんな条件にはまった、一目惚れのアクセサリーです」
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Keyword 03
シャツ
マルジェラ期エルメスのヴィンテージグレーシャツ、ディオールのベーシックな白シャツ、大好きなセブリンのノーカラーボーダーシャツとグリーンの縁取り刺繍シャツなど、幅広いラインナップ。「凛とした佇まいの仕立ての良いシャツを集めています。メンズライクなシャツを女性が着た時に生まれる空気が好きなのです」
*「フィガロジャポン」2025年6月号より抜粋
photography: Sio Yoshida styling: Chie Gondo