生演奏にワインに温泉&サウナ。大人の嗜みを一晩で完結する温泉宿「界 松本」へ。

音楽ライブに足を運び、ワインバーでグラスを傾け、温泉とサウナでととのう。人生を謳歌するってなかなか忙しい!そんな大人の嗜みを一晩で叶えられる宿がある。それが、全館リニューアルを経て進化した星野リゾート「界 松本」。癒やしも刺激も一度に満たす、新たな温泉ステイへご案内。
音楽の「楽」に浸る湯宿へ。

歴史ある名湯で親しまれてきた長野県・浅間温泉の「界 松本」が、2026年8月4日に全館リニューアルオープン。新たに掲げるコンセプトは、“松本エレガンテに浸る湯宿”。城下町として培われてきた文化や美意識を現代的に磨き上げ、大人が優雅さに浸れる滞在へと進化した。

まず圧巻なのは、高さ約10メートルの吹き抜けロビー。松本はギターの生産地であり、クラシック音楽が息づく楽都であることから、ショーケースにはギターに使われる木のパーツを展示。眺めるだけでも好奇心がくすぐられる設えだ。

また、ここで毎晩開催される、ご当地楽「ソノリティコンサート」も見逃せない。弦楽器の生演奏が吹き抜けいっぱいに響き渡り、もはや音楽ホールさながらの心地よさ。

音楽の余韻は、客室に戻ってからも続く。全29室が、音楽の「楽」をテーマにしたご当地部屋「GAKUの間」へと一新され、すべての客室にレコードプレーヤーとスピーカーを備える。ギター塗装の技術を応用した工芸品「松本渓声塗り」のアートを配しているところにもこだわりを感じずにいられない。
さらに音楽との濃密な時間を望むなら「GAKUスイート」という選択を。約100㎡の広々としたリビングには客室専用のピアノを配され、仲間同士で奏でることができる。 さらに温泉露天風呂、プライベートサウナ、専用の水風呂も完備。スピーカーとデイベッドが用意されたテラスで、音楽に浸りながら外気浴、なんていう贅沢も叶う。
いい夜には、いい信州ワインを。

ロビー空間には、新たにワインバーが誕生。緩やかな曲線を描く半円形のカウンターは演奏スペースのすぐ隣に設けられ、音を聴きつつワインを楽しめるという五感で楽しめる造りだ。

個性の異なる多彩な信州ワインが用意されているが、特に試したいのは「桔梗ヶ原ワインバレー」で醸造された一杯。桔梗ヶ原は、標高約700メートルという高地ならではの冷涼な気候風土を生かし、長野県のワイン文化を約130年前から育んできた場所だ。
信州の食材を活かしたイタリアンディナーでは、料理一皿ごとに引き立て合うペアリングも楽しめる。 例えば、ピアノをモチーフにした器で提供される「ストゥツキーノ(小前菜)」に合わせるのは、「サンサンワイナリー」の「ブリュットブラン」。シャンパーニュと同様の瓶内二次発酵ワインで、きめ細やかな泡や品種由来の酸味が特徴的で6種の前菜いずれにもよく合う。
サウナから寝湯、檜おがくず風呂まで多彩な館内湯めぐり
松本城主の御殿湯(ごてんゆ)が設けられていた歴史を持つ浅間温泉。「界 松本」では、その名湯を引いた広々とした内風呂や露天風呂をはじめ、身体を優しく温める「ラディアントバス」、檜の芳香が広がる「檜おがくず風呂」、浮力に身を任せてリラックスする「寝湯」など、館内にいながらにして8種13通りもの多彩な湯浴みを網羅できる。

天井の建築美や、坪庭に広がる植栽が四季折々の表情を見せる大浴場で入浴した後は、新設された湯上り処で信州の恵みである「りんご酢」で水分を補給。湯上がりの時間まで心地よくデザインされているのだ。

ふだんはいくつもハシゴして叶う大人の嗜みが、「界 松本」なら浴衣のまま一晩で完結。慌ただしく観光する旅も疲れるけれど、ただ休むだけでは物足りない、というオトナのあなたにうってつけの宿だ。
界 松本
住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1
アクセス:JR松本駅から車で約15分
客室数:29室(うち露天風呂付き客室19室)
050-3134-8092
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto
- edit: フィガロジャポン編集部