疲れに効く、身体を活性化する、4つのハーブティー。

Gourmet 2018.11.22

そろそろお茶でも飲んでひと息つこうと思っているみなさん。注意力や記憶力を高めたい、午後の疲れを和らげたい……シチュエーション別に効果的な4つのハーブティーを紹介します。

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コーヒー派の方も、たまには気分を変えてみては? photo:Getty Images

午後の疲れに効く「マテ茶」。

ランチに食べたものでお腹がもたれて、15時には額にキーボードの跡がくっきりついている――なんてことはないだろうか? そんな時はマテ茶を飲んでみるといい。南米由来のこの植物には、マテインと呼ばれる物質が含まれており、お茶やコーヒーの代わりとして飲むことができる。マテインはカフェインよりも刺激が少なく、身体に優しい。ビタミンやミネラル(マグネシウム、鉄、カルシウム)が豊富なマテ茶が心身に活力を与えてくれる。また、抗ストレス作用もある。前もって言っておくが、味は苦い。

注意点:夜にきちんと眠れるよう、普段から16時以降はコーヒーやお茶を飲まないようにしているという人は、マテ茶も控えたほうがいい。妊婦や、頻繁に動悸がする人、高血圧の人は飲まないほうがいい。心配な時は、医師に相談すること。

脳を活性化する「イチョウ茶」。

午後遅くなると、言葉がなかなか出てこなくなってくる? そんな時はイチョウのハーブティーを飲んでみるといい。アジア原産のこの植物は、脳の血流をよくし、脳の働きを活性化するとされる。

注意力を高める「高麗人参茶」。

フランス薬局方でも認可されている数少ない植物のひとつ。午後に低下しがちな注意力や集中力を活性化してくれる高麗人参茶は、オフィスで重宝するハーブティーだ。

注意点:3カ月以上続けて飲まないこと。妊婦、授乳中の女性、高血圧症、肥満、不眠症、抗凝固薬を処方されている人は、飲んではいけない。心配な時は、医師に相談すること。

活力を維持する「ゴボウ茶」。

古代ギリシアの医師たちに「philanthropos(人類の友)」と命名されたゴボウ。それもそのはず。ゴボウには精油成分、タンニン、ビタミンB、各種ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄)が含まれおり、老廃物を排出する働きや、強壮作用、抗疲労効果がある。

texte:Ophélie Ostermann (madame.lefigaro.fr)

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