人生に迷えるエディターが、タイのバンコクで占ってもらってみた。

占い大国といわれているタイの都市、バンコクにて、人生に迷えるエディターSTが、よく当たると評判の占い師を訪ねた。

タイの人々の暮らしには占いが根付いており、かかりつけ医のようにそれぞれにお抱えの占い師がいるらしい。占星術師が寺院の境内に相談所を設けていたり、寺院の僧侶が占星術やタロットで占うことも珍しくない。タイ王室専属の占星術師が存在し、国事にも関わってくるというから、タイの人々の"何か"を信じる気持ちには感心する。

私が今回訪れたのは、ワット・マハーブット寺院の中にある占いブースだ。手相、タロット、曜日占いなどそれぞれの専門分野を看板に掲げ20店ほどの露店が軒を連ねる。予約なしで空いているブースにふらりと入ることもできるが、人気の占い師は事前にLINEで予約を受けつけている。

私が視てもらったのは生年月日と手相占い。家族構成から現在私がプライベートで抱えている問題まで、何も伝えていないのにズバズバと言い当てられた。鼻をちょっと高くすると、ルックスだけでなく運勢も良くなるから高くしたほうがいいとのアドバイスに思わず苦笑い。

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翌日は、よく当たると評判のタロット占い師の元へ。驚いたことに、前日の生年月日と手相占いの結果とほぼ同じことを言われた。星読みでも手相でもタロットでも、導かれた結論はすべて同じだったので、これからの人生の指標が明確になった（かも）。

そういえば8年ほど前、人生の岐路において選択に迷った時も私はタイを訪れていて、たまたま紹介された占い師に占ってもらったことを思い出した。どうやら私は人生に迷った時、タイに呼ばれる運命にあるらしい。（編集ST）

●1タイバーツ=約4円（2024年9月現在）
●日本から電話をかける場合、タイの国番号66の後、市外局番の最初の0を取ります。タイ国内では掲載表記通りにかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⒷはBTSの駅、Ⓜは地下鉄の駅、Ⓢは国鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間やイベントの開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。
●商品・料理・サービスの価格は、表示価格とは別に消費税やサービスチャージがかかる店もあります。
●仏教の祝日は、アルコールの提供を控えたり休業になる店が多いためご注意ください。

＊「フィガロジャポン」2024年7月号より抜粋