【フィガロジャポン35周年企画/35のパリジェンヌ】 意外な下積み時代も。ファッション界、演劇界が注目するカミーユ・ラザとは?
Paris 2025.03.18
カミーユ・ラザ
Camille Razat
俳優、モデル

「憧れのパリが、いまでは私のホームタウン」
2歳からモデル活動を始め、ファッションとゲームが好きという現代っ子らしい一面をもつカミーユ・ラザ。Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」シリーズで、アートギャラリーで働く現代的なパリジェンヌ・カミーユ役を演じ注目を集め、2025年2月に日本公開をした映画『デュオ1/2のピアニスト』では迫真の演技が話題になった。トゥールーズ近郊の出身だが、現在は憧れだったパリを生活の拠点に置き、フィガロジャポンでお気に入りアドレスを紹介してくれた。
俳優としての出発点はパリ8区の老舗、マチュラン劇場。孤独な下積み時代を経て現在は映像制作会社や音楽レーベルを設立し、ミュージシャンのバックアップにも奔走する。現在ではパリファッションウィークのフロントローを飾る常連となり、キャリア面でも映画の脚本も執筆し......と、多方面で輝くカミーユの活躍はまだまだ続きそうだ。

text: Junko Kubodera
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