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DOM PÉRIGNON

ドン ペリニヨン、特別な地で奏でるハーモニー。

FIGARO Wine Club

今春日本でリリースされ話題を呼んだ3種の貴重なヴィンテージ。同時期にスペインのビルバオで開催された「ドン ぺリニヨン レベレーションズ 2026」ではヴィンテージ、ドン ペリニヨンが育まれる地について、醸造最高責任者のヴァンサン・シャプロンが思いを語った。

春の霜、夏の記録的な高温と非常に困難な年となった2017年。「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2017」はそんな気配を一切感じさせない繊細さと、ストーンフルーツの甘やかさがじんわりと広がる。
春の霜、夏の記録的な高温と非常に困難な年となった2017年。「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2017」はそんな気配を一切感じさせない繊細さと、ストーンフルーツの甘やかさがじんわりと広がる。

バスク地方に位置するビルバオ。産業の衰退とともに荒廃した街がデザインの力で生まれ変わったことは世界的に有名。その象徴ともいえる建物が、ビルバオ・グッゲンハイム美術館だ。

今年6月、この特別な場所で開催されたのが「ドン ぺリニヨンレベレーションズ 2026」。世界各国のセレブリティやジャーナリストが集結し、日本で発売されたばかりの「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 017」「同 ロゼ ヴィンテージ 2010」「同 ヴィンテージ 2008 プレニチュード 2」、さらに日本では今年度中に発売予定の「ドンペリニヨン ヴィンテージ 2018」と、4つのヴィンテージの誕生を祝った。醸造最高責任者のヴァンサン・シャプロンは、この地で新ヴィンテージを発表することに対して「Sense of Place」という言葉を使い、こう続けた。

「バスクという文化的にパーソナリティがありエネルギーを感じる場所での発表は意義のあることです」

ヴァンサン・シャプロン
1976年生まれ。ワイン醸造一家に育ち、ボルドー大学で科学と生物学を学ぶ。99年にモエ・エ・シャンドンに入社。2005年からドン ペリニヨンチームに加わり、19年に醸造最高責任者に就任。
ヴァンサン・シャプロン
1976年生まれ。ワイン醸造一家に育ち、ボルドー大学で科学と生物学を学ぶ。99年にモエ・エ・シャンドンに入社。2005年からドン ペリニヨンチームに加わり、19年に醸造最高責任者に就任。
舞台となったビルバオ・グッゲンハイム美術館は、ネルビオン川沿いに立つ。フランク・ゲーリーによる建築は、チタンを多用し、巨大な船のようなビジュアル。

館内では、ティルダ・スウィントンとオリヴィエ・サイヤールによるパフォーマンス『House of Gestures』も披露された。ティルダとドン ペリニヨンの関係は、昨年スタートした「創造は永遠の旅」プロジェクト以来。巧みに身体を動かしながら真っ白な衣装を纏っては脱ぎさるティルダのパフォーマンスには、凛とした存在感と気品が宿る。その様に、クリエイティビティを追求し続けるドン ペリニヨンのエスプリが重なり合う。

アーティストでありパフォーマーのティルダ・スウィントンと、ジェイエムウエストンのアーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクター兼キュレーターのオリヴィエ・サイヤールが、ジェスチャー、存在、変容をテーマに構成。ドン ペリニヨンの“場所(Place)”というエスプリに着想を得て展開されたパフォーマンス『House of Gestures』。ビルバオ・グッゲンハイム美術館のアトリウムで3日間にわたり実演された。
アーティストでありパフォーマーのティルダ・スウィントンと、ジェイエムウエストンのアーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクター兼キュレーターのオリヴィエ・サイヤール。
アーティストでありパフォーマーのティルダ・スウィントンと、ジェイエムウエストンのアーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクター兼キュレーターのオリヴィエ・サイヤールが、ジェスチャー、存在、変容をテーマに構成。ドン ペリニヨンの“場所(Place)”というエスプリに着想を得て展開されたパフォーマンス『House of Gestures』。ビルバオ・グッゲンハイム美術館のアトリウムで3日間にわたり実演された。
アトリウムで開催されたハーモニーディナー。料理はバスクの3ツ星レストラン、アスルメンディのエネコ・アチャと、美術館に併設された星付きレストラン、ネルアのホセアン・アリハシェフが手がけた。
アトリウムで開催されたハーモニーディナー。料理はバスクの3ツ星レストラン、アスルメンディのエネコ・アチャと、美術館に併設された星付きレストラン、ネルアのホセアン・アリハシェフが手がけた。
ドイツのフランツ=アルプレヒト殿下の妻、プリンセス・クレオパトラ・ツー・エッティンゲン=シュピールベルク(左)、モデル兼エッセイストの久住あゆみ(中央)、シンガーソングライターで、ビヨンセの妹ソランジュ(右)などセレブリティが来場。
ドイツのフランツ=アルプレヒト殿下の妻、プリンセス・クレオパトラ・ツー・エッティンゲン=シュピールベルク(左)、モデル兼エッセイストの久住あゆみ(中央)、シンガーソングライターで、ビヨンセの妹ソランジュ(右)などセレブリティが来場。

メゾンのエスプリが宿る、特別な“場所”に思いを馳せて。

ブドウ畑の奥にひっそりと立つオーヴィレール修道院。メゾンのエスプリが宿る、特別な“場所”に思いを馳せて。
ブドウ畑の奥にひっそりと立つオーヴィレール修道院。

ドン ペリニヨンにとって2017年は特別なヴィンテージだ。それは不安定な気候を耐え抜いたという地理的背景、メゾン史上最小の生産量という理由だけではない。28年間にわたり醸造最高責任者を務めたリシャール・ジェフロワが18年に引退する直前、シャプロンへの継承期間に二人三脚で造られたシャンパーニュだから。美しい酸と甘やかさ、力強さと儚さ……アンビバレントな要素が絡み合い、最後には優しい余韻を残す。

同時に公開されたのがピノ・ノワールの強さを感じさせる15年熟成のロゼ、約15年間の熟成を経て第2のピークに達したプレニチュード 2、そして醸造最高責任者1年目にシャプロンが手がけた18年のヴィンテージ。この奇跡ともいえる4種のリリースタイミングについて「すべて“ワイン”が決めてくれたこと」とシャプロンは語る。

オーヴィレール村の畑。
オーヴィレール村の畑。

「05年にチームに加わった当時はドン ペリニヨンに対して畏れ多く、なんだか距離がありました。それがジェフロワから18年の引退までの間にいろいろな事を教わり……彼が少しずつスペースを譲ってくれたことで、私もどんどん変化し、自信をつけていきました」

その結果「ドン ペリニヨンのパーソナリティと私のパーソナリティがだんだんと重なり合っていった」と振り返る。シャプロンの言葉を反芻すると、4種の一斉ローンチは決して偶然ではない、この瞬間を待っていたのではと思わせてくれる。

同時に、文化的にも強い個性を放つここバスクという場所についても特別な思いを語った。

「山と海に囲まれたこの地で、言語もデザインも食も独自のものが育まれてきました。私はそこに、ブドウ畑の区画に対する思いと同じものを感じました」

オーヴィレール修道院の銘醸長ドン・ピエール・ペリニヨン修道士。
オーヴィレール修道院の銘醸長ドン・ピエール・ペリニヨン修道士が、この地でシャンパーニュを確立。
オーヴィレール修道院の銘醸長ドン・ピエール・ペリニヨン修道士が、この地でシャンパーニュを確立。

ドン ペリニヨンは単一年に収穫された最上級のブドウのみで造るため、その年ごと、ある区画(場所)ごとのブドウの個性を見極めることがアッサンブラージュの鍵となる。シャプロンが毎週必ずドン ペリニヨン誕生の地、オーヴィレール修道院とブドウ畑に足を運ぶのはそのためだ。聖地でブドウと向き合う時間を何よりも重視している。

特別な場所、過去からの継承と変化に思いを馳せながらドン ペリニヨンを味わうひととき——。さまざまなエッセンスがひとつの液体(シャンパーニュ)となって奏でる美しいハーモニー。2026年、4種のヴィンテージのローンチで新たな幕開けとなったドン ペリニヨン。シャプロンが率いるクリエイティブな旅は、これからも続く。

特別な3つのヴィンテージが同時に登場。

ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2017

難しい気候ゆえ、より一層摘果を厳選した2017年。成熟したピノ・ノワールと完熟したシャルドネが見事な調和を見せ、フレッシュさ、バランスの取れた美しい酸が身上。

ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2017
750ml ¥39,160/モエ ヘネシー ジャパン
750ml ¥39,160/モエ ヘネシー ジャパン

ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2010

シャプロンが入社後に初めて関わったのがロゼ。「ピノ・ノワールの主張を感じてほしい」と思い入れが強い一本。凝縮感のある味わいとイチゴやシトラスゼストのアロマが心地いい。

ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2010
750ml ¥65,560/モエ ヘネシー ジャパン
750ml ¥65,560/モエ ヘネシー ジャパン

ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008
プレニチュード 2

力強さとバランスを追求した2008年ヴィンテージ。約15年のセラー熟成を経て、豊かさと複雑味が最高潮に達したタイミングでリリース。繊細な泡に潜むほのかな苦味がアクセント。

ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008 プレニチュード 2
750ml ¥84,040/モエ ヘネシー ジャパン
750ml ¥84,040/モエ ヘネシー ジャパン
問い合わせ先

モエ ヘネシー ジャパン
03-5217-9777
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