1613年創業の老舗メレリオ、ハイジュエリーと時計の新作は?

Paris

パート1が8月15日、パート2が9月12日。2回に分けて配信される『エミリー、パリへ行く』のシーズン4。7月末に発表されたシーズン4のポスターの中で、ちょっと見えにくいけれどエミリー役のリリー・コリンズがつけているパールとダイヤモンドの可愛らしいイヤリングは世界最古の宝石商であるメレリオのLikomaだ。

ペアシェイプのピンクトルマリンが揺れるイヤリングLikoma。

創業は1613年。ヴァンドーム広場に並ぶ宝石商たちは、メレリオに比べるとまだまだ子ども!となってしまう老舗中の老舗である。とはいえ、ラペ通りのブティックのウィンドウを飾るハイジュエリーは、いまの時代の空気をたっぷりと吸ってとても自由で伸び伸びとした魅力を放っている。

初夏に発表された新作についてもそれは共通している。雅子妃がご愛用ということで、日本では時計の人気が高いメレリオ。”メレリオカット”と呼ばれるおなじみのエッグシェイプの時計に、モノクロームも含めてとてもカラフルな”M Cut Color Queen”が登場した。色遊びはメレリオの仕事の特徴のひとつで、ピンク×グリーン、ブルー×グリーン、オレンジ×パープルという組み合わせは陽気に色が弾けて、それでいてとてもエレガントだ。

時計の新作M Cut Color Queen。左からBleu Velvet, Orange Blossom,  Green Fields, Queen, Black Queenと命名もチャーミングだ。 60,000〜70,000ユーロ。

時計と同時に発表されたハイジュエリー。アメシストやプラジオライトが透明でピュアな輝きを見せるおなじみのネックレスPierreries(ピエーリー)、大きなメダルのタリスマン・ジャンボからは宇宙にインスピレーションを得た新しいペンダントトップが登場した。手仕上げのチェーンにつけて楽しむメダルだ。どのピースにもメゾン14代目でアーティスティックディレクションを務めるロール=イザベル・メレリオが持つモダンなボリューム感と色彩感覚が存分に発揮されている。

ハイジュエリーの新作ジャルダン・ピエーリー。自然はメゾンの創業以来、大きなインスピレーション源である。その代表作のひとつは、1845年に雪割草と葉がデザインされたドレスの前身頃につける美しくて繊細なジュエリー。メゾンの精神を引き継ぐロール=イザベルは新作で、自然のポエジーを22粒のアメジストを繋げたピエリーのネックレスに組み合わせた。グリーンゴールドの小枝の先に揺れる葉のダイヤモンドのフォルムはさまざま。185,000 ユーロ。
太陽のバージョンが存在するメダルのナイトバージョンがこのラ・メダイユ・ニュイ・エトワレ。三日月、星、銀河……夜空の輝きがサファイアやオパールなどの宝石で表現されたホワイトゴールドの壮大な宇宙だ。125,000ユーロ
中央に見事なスターサファイアをセットしたイエローゴールドがベースのエトワール・ミステリユーズ。2つの星をずらして重ね合わせたデザインから、カラフルなエネルギーがあふれ出る。エフォートレス・ハイジュエリーを手がけるメゾンらしい逸品である。175,000ユーロ

Mellerio
9, rue de la Paix 75002 Paris
営)10:30~19:00(月〜水、金、土)、11:00~20:00(木)
休)日
https://www.mellerio.fr/
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editing: Mariko Omura

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/0821-mellerio.html