「ズボンははかない!」が今年のファッショントレンドに?

Culture

ランウェイからストリート、セレブリティまで、この大胆なシルエットはますます多くのフォロワーを獲得している。

ボッテガ・ヴェネタ 2023年春夏ショー。(ミラノ)photography: Imaxtree

「ジャケットあり、ズボンなし」が流行りつつある。つまり、スカート、ショートパンツ、ジーンズの代わりに、シンプルなタイツをはき、より控えめにするならショーツをはくというのが、最新のランウェイのシックなスタイルだ。このシルエットは、ボッテガ・ヴェネタロエベコペルニの2023年春夏コレクションで注目され、ここ数日のニューヨークファッションウィークでは、プラバル・グルンやクリスチャン・シリアーノのショーで確認されている。ランウェイで目立ったとはいえ、完全に新しいものではなく(ヴェルサーチェディオールサンローランも近年試みている)、この流行はいまや日常生活の中でも取り入れられつつある。

 

 

プラバル・グルン、2023年秋冬コレクションを発表

ズボンはなくても問題なし

トレンドセッターとして優れているケンダル・ジェンナーは、最初にこのシルエットを披露したセレブのひとりである。2022年11月、27歳のこのモデルロサンゼルスの街角で、ネイビーのジャンパーに腕にはひまわりの花束、ズボンははかず、タイツのみというボッテガ・ヴェネタのシルエットをまとった姿を写真に撮られた。彼女の後を追って、ヘイリー・ビーバーエマ・コリンジュリア・フォックスも、多少露出に差はあれども、大胆な「ズボンなし」スタイルを提案した。カイリー・ジェンナーは、白い綿の下着を身につけたインスタグラムの投稿のキャプションで、「ズボンはなくても問題なし」と語っている。では、「ズボンなし」は本当に簡単に取り入れられるのだろうか?

 

 

昨日LAで行われた「FWRD」の写真撮影を終えたケンダル

脚には何か身につける

ストッキングにズボンの役割を与えることは難しいが、タイトなレギンスならば近い役割を果たすかもしれない。脚を美しく見せるには、不透明なタイツや最近復活しつつあるカラータイツがオススメだ。「ズボンなし」をドレッシーに見せるという、実にシンプルな課題だ。スリークォーター・レングスのジャケットやマイクロショーツ、ブーツや大きめのプルオーバーをまとえば、ズボンなしが自然な印象へと和らぐ。人によっては、開放的な気分で外出できるかもしれない。

text: Mitia Bernetel (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/culture/230220-the-fashion.html