リーバイス®501®︎の150周年を象徴する、現代的な新作とは?
Fashion 2023.08.25
1873年に世界で初めて「ジーンズ」を誕生させ、1890年には501®︎を発表したリーバイス®︎から、現代のイノベーションを集結させた、新たな501®︎ が8月25日に登場。
リーバイス®は、ブランドを象徴するリーバイス®︎ 501®︎の150周年に合わせ、時代を超えたクラシックなジーンズに先進的な取り組みとテクノロジーを組み入れ、未来への道しるべを反映した植物由来のPlant-Based 501®︎、ヘンプとコットンの混紡セルビッチによる501®︎、そして着古した服からつくるサーキュラー型の501®︎を発表。
Plant-Based 501®︎ ジーンズは、97%以上が植物由来の素材から成り、すべて認証済みのオーガニックコットンを使用。植物由来の素材でつくられたバックパッチには木くずからつくられたインクが使われている。このジーンズは、化石燃料由来の合成素材を最小限に抑え、再生可能な素材と製造工程による衣料品の必要性が迫られる中で、今後数年間で業界がどのような道をたどるのかを予感させるものとなる。
さらに、長年にわたるWellThread®︎(ウェルスレッド)でのコットンフィールのヘンプ素材の取り組みに基づき、リーバイス®︎は、ヘンプとコットンの混紡セルビッチ501®︎をリリース。プレミアムなセルビッチ素材と、近年のウェルスレッド®︎の活動の特徴である代替繊維の革新性を融合させた、コットンナイズドヘンプのセルビッチによる501®︎は、年間を通して発売される予定だ。
そして150周年記念にもうひとつ加わるのは、2022年に初めて発売された、着古した服からつくるサーキュラー型の501®︎。このジーンズは、オーガニックコットンのパイオニアであるCirculose®︎(サーキュルーズ)繊維と、リサイクルデニムやそのほかの衣服廃棄物からRenewcell(リニューセル)社が生産したビスコースでつくられている。これらの素材を合わせて使うことで、生産工程で使用する天然資源や化学薬品を大幅に削減することが可能に。この501®︎が着古され、また次の衣服へと生まれ変わる段階で、有害物質を生むことなく効率的にリサイクルできるよう設計されているのもポイントだ。リーバイス®︎は、通常は合成繊維で作られる衣服のパーツをコットン100%の代替素材に置き換えることで、コットンの再生プロセスを妨げる合成繊維の要素を取り除いた。その結果、古いジーンズからつくられた新しいジーンズは、それ自体がリサイクル可能なデザインとなっていて、何度でも新しいジーンズに生まれ変わる可能性を秘めている。
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「501®︎ リーバイス®︎ オリジナル インディゴ ファーム リジッド」ジーンズ¥17,600/リーバイ・ストラウス ジャパン
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「501®︎ ジーンズ フォー ウィメン ブルー フロム グリーン」ジーンズ¥17,600/リーバイ・ストラウス ジャパン
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「501®︎ ジーンズ フォー ウィメン インディゴ ボタニクス」ジーンズ¥17,600/リーバイ・ストラウス ジャパン
text: Natsuko Kadokura