あなたは大丈夫? 座りすぎの日本人を救う、帰宅後の「時短エクササイズ」。

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座りっぱなしの仕事を終えた後、体を動かすモードに切り替えるのは難しいことだ。ラジオ局「フランス・アンテル」の番組に出演したスポーツインストラクターのリュシル・ウッドワードは、エネルギーを取り戻すための簡単かつ短時間でできるエクササイズを提案している。

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photography: shutterstock

仏Onaps(運動や座りっぱなしの生活様式について研究を行う国立研究所)のデータによると、フランス人は1日平均9〜12時間を座って過ごしている。しかし、「座りがちな生活」、すなわち起床から就寝まで体を動かさずに座って過ごす時間は、健康に対する重大なリスク要因になる。その弊害に対抗するための解決策はただひとつ、「動くこと」だ。

とはいうものの、仕事から疲れ果てて帰宅すると、つい足を休めてソファでくつろぎたくなってしまうもの……。だが、スポーツインストラクターのリュシル・ウッドワードに言わせれば、エネルギーを回復させるためには「名案に見えてこれは実は逆効果」だという。

1月26日に放送されたフランス・アンテルの番組に出演したウッドワードは、筋肉を呼び覚まし、帰宅後の夜時間を元気に過ごすための自宅でできる運動を紹介している。同局のインスタグラムアカウントで共有された動画では、太もも、臀部、腹筋を活性化させるための、簡単で効果的なエクササイズの手順が解説されている。

スクワットとつま先立ち

筋肉や身体を刺激するには、わずか5分間の運動で十分だと、ウッドワードは断言する。帰宅してすぐのタイミングで、スクワットとつま先立ちを15回繰り返すことを彼女は勧める。

具体的には、足をしっかり地面につけ、直立した姿勢から膝を軽く曲げ、それから体を起こすと同時に、つま先立ちになる。このとき、体幹を安定させるために、おへそを引っ込めるのを忘れないことも大切だ。

このエクササイズを繰り返すことで、「ふくらはぎ、太もも、腹筋」を働かせることができると彼女は説明する。これによって「その後の夜の時間を過ごすためのエネルギーが注入」され、さらにはウォーキングやランニング、あるいは自分が楽しいと感じるスポーツなど、より長い運動セッションに繋げるためのモチベーションも湧いてくるという。

座りがちな生活との戦い

毎日この運動をすることは、死亡リスクを高める座りがちな生活への最初の対策となり得る。「1日7〜8時間座っていると、1日の座る時間が4時間未満の人に比べて、死亡リスクが59%増加する」と、医師のミシェル・シメスは以前の記事で警鐘を鳴らしている。

また、「動かない」状態を打破するために、少なくとも1時間に1回は立ち上がり、脚の筋肉を使うことも推奨されている。下肢を動かさないでいると血流が低下し、抗凝血・抗炎症ホルモンの生成が妨げられてしまうとスポーツ医学の医師でありOnapsの会長であるマルティーヌ・デュクロも別の記事で解説している。その結果、筋肉はコレステロールやグルコースを取り込めなくなり、それらが重要臓器の周囲に蓄積され、心血管疾患を促進することになるという。 

帰宅後すぐにアクティブに動くべき理由は、ここにもあるのだ。

From madameFIGARO.fr

text: Lena Couffin (madame.lefigaro.fr) translation: Shion Nakagawa

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/lifestyle/260318-sitting-too-long-japanese-quick-exercise.html