“種と芯”を意味する「Pépins & Trognons(ペパン・エ・トロニョン)」のブティックが、去年の7月7日にオープンした。場所は13区とパリの中心からは外れているけれど、ここはエコ・レスポンシブル宣言をするシモンとクリストファーが長年の夢を叶えた理想のブティック。なるほど、彼らがフランス国内で掘り出した品のひとつひとつを手にとって時間を過ごしたくなる、天井の高い広々とした快適空間だ。

左:リサイクル・パンから作られるビール Cocomiette を手にするオーナーのシモンとクリストファー。 右:地下鉄13番線のGlacière(グラシエール)からすぐの場所にあるペパン&トロニョン。photo:Pépins & Trognons(左)、Mariko Omura(右)

メイド・イン・フランスの良品を求め、ふたりはフランスを奔走する。photos Mariko Omura
ふたりが扱う店内の品は99%がメイド・イン・フランスである。フランスの中でも主にブルターニュ地方と南西地方に出向き、パリではあまり見かけない地元のアーティザナルな品を見つける旅を繰り返すふたり。ブティックのインスタグラムでも、次々と自慢の掘り出し品を紹介している。最近の自慢はボトルはノルマンディーで、蓋はブルターニュで製造されるイノックス100%の水筒Zesteだ。彼らはゼロ・ウェイストの商品のプロモーションにも力を注いでいて、たとえば店で販売するフルーツジュースは“僕はブサイクでおいしい”という意味の「Moi Moche et Bon(モワ・モッシュ・エ・ボン)」というブランド。捨てられる運命にあった果物から生まれるジュースである。また、スーパーマーケットの売れ残りのフルーツを毎週集めて作るという「Re-Belle(ル・ベル)」のジャムも販売。
おなじみのDuralexのガラス皿やボウルにしても透明だけでなくブルーも販売。またLa Rochèreのエスプレッソ用ガラスコップも、モチーフ違い4つセットだったり……。ナチュラル系コスメブランドもいろいろあって、ここに来れば、気の利いたお土産が簡単に見つけられそうだ。

左:緑の通りに面し、高い天井の店内は快適そのもの。 右:かつてヒットした映画『Moi Moche et Méchant(僕はブサイクで意地悪)』をもじった名前Moi Moche et Bonのジュース。photos:Mariko Omura


インスタグラム @pepinsettrognons から。上左はイル・ド・フランス産のガラスのストロー、上右は4サイズある蜜蝋エコラップ、下左は再利用できる布製ティーバッグ、下右はヘッドが取り替え可能なブラシ。

フランス産の自然派ビューティプロダクトも充実の品揃えだ。
111 ,boulevard Auguste Blanqui
75013 Paris
営)10時〜18時
休)日
Instagram: @pepinsettrognons
editing: Mariko Omura
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/210619-pepins-et-trognons.html