鎌倉で「和を感じる」、ものづくり体験3選!
鎌倉ウイークエンダー 2026.03.04
長谷川真弓

日本の伝統文化に触れて、普段の休日とは違う、ちょっと特別な時間を過ごして。
いつもと一味違う鎌倉を味わいたいなら、和文化を1日体験できるスポットがおすすめ。梅酒や和菓子づくりなど、初心者でも気軽に参加できる人気のワークショプが鎌倉には沢山ある。どれも1〜1時間半程度なので、ランチや観光など1日のプランの中に組み込んでみて。
鎌倉らしい和のものづくり、水引を体験
#01. koyori

つくった水引は、ストラップやかんざしなどにして持ち帰れる。結び方も、基本のあわじ結びのほか、梅結びやかけ結び、玉結びなど、印象の異なる結び方を教えてもらえる。
ご祝儀袋やお正月飾りなどに使われている、和紙でできた飾り紐の水引(みずひき)は、日本人にはなじみのある伝統文化。その水引を自分で結んでアクセサリーなどの小物に仕上げる、ちょっと珍しいワークショップ。
まずは好きな色の水引糸を3本選んでからスタート。糸は和紙をこより、線状にしたものに絹糸を巻きつけてあるそう。

「水引づくり体験」1つ制作で¥2,800、2つ制作で¥4,200。所要時間1時間〜1時間半程度。縁結びなど、水引に込められた意味についても教えてもらえる。
少人数制で丁寧に教えてもらえるので、手先が不器用な人でもOK。友人同士はもちろん、小学生でもできるので、親子で体験に来る人やカップルで来てプレゼントする人も。
洗練された空間で、日常のさまざまなことを一旦忘れて手元に集中する時間はとても贅沢。「技術をお伝えするだけでなく、つくる時間を通してマインドフルネスを味わってほしい」と、オーナーの三ツ木さんは言う。

店頭には水引を使った沢山の商品も並んでいるのでショッピングだけでも気軽に立ち寄って。お土産にも人気の、犬モチーフのアイテム(各¥1,500)。
できあがった水引は、ピアス、ストラップ、キーホルダー、かんざしなど、さまざまなアイテムにすることができる。
自分だけのかわいらしい一品ができあがるので、短い時間でも達成感や満足度が高い体験に。身につけて楽しめる和のものづくりを堪能して。

鎌倉駅から徒歩6分ほど。和モダンな気持ちの良い空間。
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100通りからカスタマイズして、自分だけの梅酒を
#02. 梅体験専門店「蝶矢」鎌倉店

梅コンシェルジュが常駐し、梅や素材の特徴、作り方・保存方法まで丁寧に教えてもらえる。
青梅がとれる5〜6月は、梅酒を仕込むのに良い時期。梅仕事はいつかやってみたいと思いつつ、タイミングが合わずに先のばししている人もいるのでは。ここ「蝶矢」鎌倉店では旬の梅をマイナス40℃で急速冷凍しているので、一年を通して梅酒・梅シロップづくりが体験できる。
体験のはじめに、まずはフルーティーで濃厚な味わいの梅、完熟南高を氷砂糖と合わせたドリンクをテイスティングさせてもらう。
フルーティーで甘酸っぱい梅の味をダイレクトに感じることができ、こんなにおいしいの?と驚く人も少なくない。

「梅体験」所要時間1時間弱。ボトルサイズによって値段が異なる。S¥1,600、M¥2,400、L¥3,300。ボトルはリユースできるので、リピーター向けに材料代のみの体験も行っている。
梅体験で常時用意されているのは、梅が5種類(完熟南高・有機南高・白加賀・NK14・パープルクイーン)、砂糖も5種類、お酒は4種類。さらに、期間限定の旬な梅が、数量限定で毎月第一土曜日に登場する。取材時は、新潟県産の「藤五郎」が限定として用意されていた。
この組み合わせでできる梅酒のレシピは100通り以上!
試飲しながら自分好みの梅を見つけ、あれこれと自由に組み合わせて梅酒や梅シロップをつくることができる。
完成したボトルはそのまま持ち帰りができるので、あとは自宅で熟成させて飲み頃になるのを待つのも楽しい。

要予約の梅体験のほかにテイクアウトコーナーもあり、完熟南高の梅シロップを使ったオリジナルドリンクが楽しめる。定番人気のソーダ割り¥570。
2月からは全国から梅コンシェルジュが選びぬいた梅に関する商品も販売している。青梅ピュレ、梅バターなどの珍しいものも並んでいるので、お土産を買いに足を運んでみるのも良さそう。

鎌倉駅から徒歩1分とは思えないほど、静かで落ち着いた空間。
ウメタイケンセンモンテン チョウヤ カマクラテン
神奈川県鎌倉市御成町11-7鎌倉御成町白亜1F
営)10:00〜18:00(月~金、祝)、10:00~19:00(土、日)
無休(年末年始休みあり)
https://choyaume.jp/
★Google Map
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北鎌倉の古民家で、四季を感じる和菓子づくり
#03. kominka.

季節の花や風物詩をテーマにした、華やかな上生菓子を自分の手で。
古都の雰囲気が色濃く残る、北鎌倉。駅から徒歩6分ほど、緑豊かな住宅街の細い路地を進むとあらわれる古民家が、和菓子づくりの体験の場だ。
ほかのお客さんと同席することなく、それぞれのテーブルに分かれて体験ができるので気兼ねなく参加できる。カウンター席はお一人で来られる方に好評だそう。

もともとあった設えを生かし、すっきりとリノベーションした、清潔感があり落ち着ける空間。
季節ごとに3種類用意された和菓子の中から、作りたいデザインの和菓子を選ぶところからスタート。一つひとつの工程をゆっくり教えてくれるので、初めてでも問題なし。
レクチャーを受けながら生地を練り、成形して、模様となる線をつけていく。この仕上げの作業では、いつのまにか夢中になって没頭する人が多いのだとか。

生地を少しずつ伸ばしながら形を整えていく。「ねりきり細工とお抹茶体験」¥3,700。所要時間1時間〜1時間半。
完成したら、それを乗せるお皿と抹茶のお茶碗を選んで。沢山の種類の中から、和菓子の色合いとのバランスを考えながら、自分好みの組み合わせを選ぶ時間も楽しい。
抹茶の点て方をレクチャーしてもらい、自分で点てた抹茶と和菓子のセットが完成。

抹茶を点てる体験も同時にできるのが魅力。鎌倉にはレンタル着物屋さんも多いので、着付けてもらって参加するのもおすすめ。
最後には畳敷きの撮影コーナーなど、好きな場所で写真を撮ってから、できあがった和菓子をいただくお茶タイムが待っている。
和菓子作りが楽しいのはもちろん、雰囲気が良いので「ここで過ごす時間が好き」と月イチで通われているリピーターの方もいるそう。お庭があるので天気が良い日は外でお茶するのも気持ちいい。日常から離れて、豊かな時間を過ごしてみて。






