初夏の養生に、空豆とキュウリ、ミントのグリーンサラダ【水分代謝】
料理家・国際中医薬膳師のちづかみゆきによる、季節に合った、おいしくて身体にいい薬膳レシピをご紹介。
今年は4月から気温が高く、例年よりすでに緑が濃い5月。今月ご紹介するのはそんな樹々の緑に負けないくらいグリーンが印象的な一皿、「空豆とキュウリ、ミントのサラダ」です。
このサラダ、暑い日には身体にこもった熱やほてりを冷まします。水分を補いますが、同時に、梅雨に向けての準備として余分な水分の排出を促して水分代謝も整えるレシピ。さらにはGW開けの憂鬱な気分を吹き飛ばして巡らせる効果も期待できます。
レシピ名には入っていませんが、味のアクセントに、そして効果としても要となるのはラッキョウの甘酢漬け。用意する食材は4種類になりますが、あとはとてもシンプルなサラダです。
旬の空豆は胃腸をケアしつつ優しく元気を補い、不要な水分を排出。キュウリはほてりを冷まし、水分を補いつつも利尿作用があるので水分代謝を整えます。ミントやラッキョウが気を巡らせますが、ミントやラッキョウは生薬として加工されるほどパワーのある食材。1日3粒のラッキョウで医者いらず、などと言われることもあるくらいです。ミントがなければ青ジソでもOK、手でちぎって加えてください。
この時期はまだ暑熱順化ができておらず、そこまで気温が高くなくても身体に熱がこもって熱中症になることがあります。夏が旬のキュウリですが、気温に合わせて食事に取り入れてみてください。
空豆のほくほくした食感とキュウリのパリパリ感の相性が思った以上によく、ぜひこのままおすすめしたいところですが、空豆をスナップエンドウやサヤインゲンに変えても同じ効果が期待できます。また、ホワイトバルサミコがなければ白ワインビネガーやリンゴ酢、米酢に変えて少量のハチミツを加えても。
日本の夏は何といっても高温多湿。いまから夏本番まで使っていただけるレシピです。
空豆の旬が過ぎたら枝豆でどうぞ!
空豆、キュウリ、ラッキョウのサラダ ミント風味

【材料】(2人分)
空豆 (正味) 100g/さやつきで300g弱くらい
キュウリ 1本
ラッキョウ(甘酢漬け) 3個
ミント 4g(片手のひらにふわっと乗るくらい)
<A>
ホワイトバルサミコ 小さじ1/2~小さじ1
塩 ひとつまみ
コショウ 少々
エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ1/2
【作り方】
1. 空豆は分量外の塩を入れた湯で2分ほど茹で、粗熱が取れたら薄皮をむく。キュウリは縦半分に切って軽く種を除き、斜め薄切りする。ラッキョウも薄切りする。
2. ボウルに水分を切った1とミントを入れ、Aを加えて和える。
「心と身体を元気にする、薬膳レシピ」
過去のレシピはこちら