2017年 おひつじ座の運勢(年運) - 石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
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2017年の星占い

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おひつじ座   03.21 - 04.19

「自分とは違う他者」から 流れ込んできて、溶け込むもの。

「夫婦は、ずっと一緒にいると顔が似てくる」という話を聞いたことがあります。行動パターンや口癖など以上に「顔が似てくる」というのは意外です。ちょっとした表情や顔の筋肉の使い方などを、鏡のように無意識に「映して」しまうということなのでしょうか。私たちはひとりひとり、ひとつの個性として「閉じた」存在で、他人の個性が自分の中に入ってくるなんて、ありそうもないことだ、と感じています。でも、現実の私たちは、他人から言葉や仕草、価値観などをどんどん吸収し、日々、他者の中にある何ごとかと融合し続けている生き物なのでしょう。だとすれば、ごく近くにいるパートナーや「身内」の個性が次第に自分の中に吸収されていくことは、決しておかしくないはずです。とはいえ、自分本来の個性が、他人の個性で「上書き」されてしまうか、といえば決してそうではありません。どんなに他人の個性を吸収したとしても、私たちの個性は、厳然と残り続けます。さらには、どんなに私たちが他人から多くを吸収して生きていても、根本的に「合わない」ものというものは、あるはずです。
たとえば、恋人や夫婦であれば、もともと少なからず相手のことを「好きだ」というふうに、高く評価する気持ちがあるわけです。「好き」なものは、なるほど、吸収しやすいでしょう。私たちは何でもかんでも吸収してしまうわけではなく、その手前で、自分の個性というフィルターにかけて、何を自分のものとすべきか、無意識に取捨選択している部分もあるのかもしれません。

2017年上半期、牡羊座の「出会いと関わりの季節」は、さらに隆盛を極めます。ここで特徴的なのは、貴方の世界に「他者」の個性が大量に流入する、という点です。この時期に出会う人、あるいはすでに深く関わりつつある相手が、貴方という存在に真正面から、どかーんと踏み込んでくるのです。自分とは違う考え方や価値観、生き方に深く強く触れる時、相手の生き方の欠片を自分の生き方の中に「組み入れる」「溶け込ませる」ことになるだろうと思います。その作業の中では、すんなりと「学ぶ」「真似る」ようなところもあれば、激しい反発やぶつかり合い、苦悩や劣等感との闘いを経て、「昇華」するようにして進む場面もあるはずです。たとえば、貴方は人に対してごくストレートにぶつかっていくタイプですが、この時期他者から取り入れるのは、やわらかく調整しながら徐々に間合いを詰める、という手法かもしれません。普段の貴方なら堂々とライバルとして渡り合うような場面で、この時期は「ライバルになりそうな人は、あらかじめ仲間に引き入れてしまう」ような手法を学ぶのかもしれません。
とはいえ、貴方は自分自身の個性を見失ってしまうわけではなく、あくまで貴方自身の武器を増やす形で、または自分という器を拡大するような形で、「自分らしくない手法」を部分的に組み込むことになるのです。自分と違ったタイプの人に出会うと、自分自身の「タイプ」がかえって際立ちます。「他者との融合」には、リスクもあります。成長につながる場合もあれば、堕落や逃げにつながってしまう場合もあります。「この関わりが自分をどこに連れて行くのか?」という疑問を感じた時は、2015年ごろから貴方が静かに練り上げてきた頑丈な理想が、そのリトマス試験紙とも、寄って立つ柱ともなるでしょう。愛と情熱に満ちた「人間関係」を通して、自分の中に生み出せるものは、何なのか。この時期、その醍醐味を存分に体験し、新しい強さと美しさを手に入れられそうです。

3.21-4.1 生まれの貴方

約6年をかけて培った「心の力」の到達点。

2011年ごろから、ひとりの時間が特別なものとして感じられていたでしょうか。あるいは、とても大きな思いを抱えながら、その思いを上手く言葉にすることも、人と共有することもできないままずっと心の中にあたためて、さまざまな色の花を咲かせつつ、育ててきたかもしれません。そうした時間の中で、以前よりずっと人の心がよく分かるようになっている自分に、今、気づいているでしょう。あるいは、自分自身の感情の動きに対する考え方が、大きく変わってきたのではないでしょうか。精神的な強さとは、決して、弓矢を跳ね返すような硬質なものではありません。過去6年ほどの中で貴方が手に入れた海のような心の力は、これ以降、貴方の人生の幅をおおいに拡げてくれるでしょう。1月前半、愛情を含んだ強い愛の交流が誰かとの間に発生し、そのことを実感できそうです。1月半ばから後半にかけては、非常にアクティブに動けるでしょう。昨年末にやり残したことも一気に捌けます。1月末から2月中旬は、非常にパワフルな時期となっています。前ページに述べた融合と個性化のプロセスが、一気に進んでいきそうです。とはいえ、このプロセスはここだけにとどまらず、5月に「再燃」します。2月下旬、不思議なきっかけを得て、長い間の悩みがすうっと「昇華」するような出来事が起こるかもしれません。
3月半ばから4月頭にかけては、愛に関して少々複雑なドラマが展開します。大事なきっかけを掴める時です。4月末から5月中旬は、年明けからの愛と個性化のドラマがクライマックスに突き進み、大団円を迎えるでしょう。

4.2-4.11 生まれの貴方

精神の深い成長期へ。早春は「関わり」の季節。

私たちの「成長」には、自分でもよく自覚できることと、自分ではよく分からないことがあります。もとい、身長のように「目に見える」ことでも、ちゃんと測ってみないと自分では分かりません。この上半期から2020年にかけて、貴方は精神の成長期に入ります。たとえば、人生でいちばん大事なことは何か、とか、自分にとって真の挑戦とはどんなことで、何が「逃げ」なのか、といったことにひとつずつ、丁寧に答えを出すプロセスを経験する人もいるでしょう。澄んだ深い湖の水底をじっと見つめるような、非常に静かな変化がここから、始まります。そのことは、周囲の人を救い生かすような、雄大な「愛」の体験と結びついているはずです。1月前半、それを象徴するような愛のドラマを生きる人もいるでしょう。貴方の愛を必要としている人に出会えます。
2月はとても忙しい時期です。貴方の持つポテンシャルを、得意分野・苦手分野の両方で引き出されるような時です。引っ張り出されるだけ引っ張り出されて、まとまりがつかずにとっ散らかったような状態になるかもしれませんが、5月になるとその状態はしっかり整理され、貴方の新しい武器として、しっかり手になじむでしょう。3月末以降、人間関係が公私にわたって、とても賑やかになっていきます。素晴らしい出会いに恵まれますし、人に会う機会が増え、誰かと「タッグを組む」「バッテリーを組む」ことになります。6月下旬は物質的に恵まれる時期となっています。貴方の世界に、新しい舞台装置がたくさん導入されそうです。

4.12-4.19 生まれの貴方

2月に訪れる、「運命的」なターニングポイント。

凛とした、いい緊張感に包まれています。年明け早々、「ここが勝負どころだ!」というきりっとした意欲がみなぎり、自分が何をすべきかがかなり大きなスケールでクリアに見えているはずです。かつては「ひとりで冒険を続ける」気分が強かったかもしれませんが、年明けから3月にかけて、旅の相棒に恵まれます。2012年から続いている貴方の孤独な旅は、ここへ来て新たな広がりを持つようになるのです。これまでひとりで歩いてきた経験が、ここで出会う相手と結びつくための「合言葉」のような意味を持つでしょう。1月後半、誰かが貴方のために、無償の好意を示して全力でサポートしてくれる気配があります。それを受け取った時、今後自分が他人をどのようにサポートできるか、その引き出しが増えそうです。2月前半、恋愛や好きなことがきっかけで、貴方の世界が大きく変わりそうです。貴方と関わる人々を巻き込んで、運命的な人生のターニングポイントを歩くことになるでしょう。「長い間ひたむきに愛情を注いできた」という事実が、新しい扉を開けるカギになりそうです。2月末から3月上旬は、古い鎖をガンガン断ち切って本来の自分に立ち返り、新しいことを試みる時間です。ここでは、誰かが貴方と「共闘」してくれるはずです。そしてその共闘の体験自体が、相手との強い絆となります。4月から6月前半は、もともとの自分のペースと、ここまでに学んだ他者のペースとを縦糸と横糸のように織りあげて、新たな自分のペースを作れる時です。「こんなふうに走ることもできるんだ!」という爽快感を味わえそうです。

 

12星座別占い

Horoscope : Ishii yukari / Illustlation : Chihiro Yoshii

石井ゆかりプロフィール

独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」をスタート。毎週の12星座占いなど、幅広い層から共感を得ている。そして2010年は各星座を1冊ずつにまとめた『12星座シリーズ』(各¥1,000 WAVE出版刊)が話題に。そのほか『愛する人に。』(¥1,260 幻冬舎コミックス刊)では普遍的な恋愛Q&A集として、恋のハウツーに疲れた女子に強く支持されている。

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